イライラの下にあるもの

あなたはイライラすることがありますか?
イライラや怒りなどは二次感情と言われます。
あなたのイライラを作っているのは、その下にあるどんな気持ちなのでしょうね。

イライラの下の感情

イライラする感情の下には、自分のネガティブな感情があることにお気づきでしょうか。
叶わない思い、心配、寂しさ、悲しみ、不安、期待…いろいろな感情があります。

その前にあなたの願いがあることを確認してみましょう。

「優しくしてほしい」
「信頼してほしい」
「言うことを聞いてほしい」

これは全部、願いです。

例えばイライラする時…

「彼氏に優しくしてほしいのに、冷たくされた」
「妻に信頼してほしいのに、疑われた」
「子どもに良かれと思ってしたアドバイスに反抗的な態度を取られた」

これは願いと相手の態度です。

ここで相手にどう伝えますか?

「冷たくしないでよ」
「疑わないでよ」
「そんな態度取らないでよ」

これは「YOUメッセージ」というあなたメッセージです。
相手にこうしてよと言っているのですね。

この言い方をすると、売り言葉に買い言葉になってしまいがちなのです。

あなたの願いの前にある気持ちは?

その願いの前にある感情に目を向けてみましょう。

「冷たくされて寂しい」
「疑われて悲しい」
「反抗的な態度を取られて辛い」

これが自分の一次感情、気持ちです。
まずはこの自分の気持ちに気づき、認めることから始めてみてください。

これに必要なのが「セルフ傾聴」です。

相手への伝え方は

そしてこの気持ちを自分の気持ちとして相手に伝えます。
「YOUメッセージ」ではなく
「Iメッセージ」にしてくださいね。
私はを主語にです。

「私は冷たくされて寂しいな」
「私は疑われて悲しい」
「私はそんな態度を取られると辛いよ」

というように。

まとめ

イライラを感じた時、自分の一次感情まで探ってみてください。
その自分の気持ちを受け止めて認める。
「あぁ~私にはこんな気持ちがあったんだな」
「だからイライラしたんだなぁ」と。

そして、相手への伝え方はその一次感情を「Iメッセージ」で伝えてくださいね。

「あなたがあなたでいること、私が私でいること」をサポートするための活動に使わせていただきます。 自分を大切にする傾聴を全国に広めていきたいです。