傾聴は温かくて優しいもの

最近は傾聴を学べる場所も増えてきていますね。
傾聴を他で学び、再度私のところに傾聴を学びにいらっしゃる方も最近は増えてきました。
資格の取得や、カウンセラーの学校などで傾聴を学び「傾聴は難しい」「私は傾聴できない」という思いを抱えていらっしゃる方に、ぜひ知って欲しい。「傾聴は温かくて優しいもの」なんです。

傾聴は厳しいもの?

私が初めて傾聴講座を開催した時に、カウンセラーの学校で学んで、
「どうしても一致の感覚がわからない」とおっしゃる方がいました。
それがわからないことで「何度やってもうまくいかない」「傾聴が苦手と感じる」と言っておられました。

こんな風に感じてしまうと、傾聴に苦手意識を持ってしまい、傾聴は難しいと思ってしまうのです。

他にも傾聴の練習をしていて、相手にひどく責められたとか、相手に厳しく聴けてないと言われたとか…
傾聴の練習でこんなことになってしまうと、練習するのすら怯えてしまうんですよね。

傾聴は自分にも相手にも寄り添うもの

練習では確かに出来ていないことを言わざるを得ない場面はあります。
それはもちろん必要なのですが、その伝え方とフォローが大切になってきます。

練習相手が出来ていなかったと思ったら、出来ていないところの指摘だけではなく、出来ていたところをほめること、どうしたら上手く出来るようになるのかを体感していただくこと、これが傾聴を教える人がする相手に寄りそうことなのではないかと私は思います。

私は傾聴をお伝えする身として、傾聴が出来なくて落ち込んでいるその相手にも寄り添うことが必要だと思っています。
これ、私の勝手な持論ですが(笑)

傾聴を嫌いになって欲しくないのです

傾聴を学ぼうと、自分にも相手にも寄り添おうと、努力されている方がたくさんいらっしゃいます。
私のそばにはそんな方々がたくさんいます。

せっかく傾聴を学ぼうとされている方に、傾聴が難しく厳しいものという感覚ではなく、寄り添ってもらった感覚など傾聴の良さを持ち帰っていただきたい。
傾聴を嫌いになって欲しくないのです。
傾聴が大好きな私としては。

私も型にはまりガチですが…


傾聴を学ぶ時には、どうしても最初は型から入ります。うなずきあいづちはこうする。くり返しはこうする、など。

だけど、実際は人と人のコミュニケーションです。
気持ちと気持ちのやり取りです。
型だけではどうしてもわからない「心の動き」を「自分の気持ち、相手の気持ち」を大切にしながら聴いていくのです。

傾聴40年の大師匠に私も「また型にはまってますね」と言われることもあります…今はそこを意識しながらまだまだ練習もしています。

他で学んだお客様に言われた言葉

「傾聴は温かくて優しいものなんですね」

このタイトルの言葉でした。自分にも相手にも寄り添う傾聴です。
「温かくて優しいもの」これに尽きると思うのです。

傾聴は難しい
傾聴で聴くのは苦しい
傾聴は我慢

そんな風に感じているあなたに知って欲しい。
「傾聴は温かくて優しいもの」なのです。

まとめ

傾聴を学び、苦しくなったり、私にはできない!と思ってしまっているあなたに。
「温かくて優しい傾聴」を体感していただきたいなと思います。
傾聴で聴いてもらう感覚を知ると、私も傾聴で誰かの話を聴いてあげたいと思えるようになるのではないかな。

そんな温かさの輪が拡がることを願うばかりです。


「あなたがあなたでいること、私が私でいること」をサポートするための活動に使わせていただきます。 自分を大切にする傾聴を全国に広めていきたいです。