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拗らせ解消法③父に本音を伝えてみる〜恋愛が上手くいかない理由と、お父さんとの関係性〜

前回の記事はこちらから

本当の本当の本音、言えてる?

中学生の時に父が出て行って。
(前回の記事に書いています)

/
私はあなたのせいで苦労したんだ!
寂しかったんだ!
なんで出て行ったの?
\


大人になってからも
そんな気持ちが出てきて。

そんな時に。


心理学で学んだ「本音を掘り下げる」を思い出し、本当に父に伝えたいことは?
と考えてみた。

そして。

本当に本当に伝えたいのは....


「私は、あなたが大好きだったから悲しかったよ」

だった。

憎いのは、好きだからだ。
大好きだから、大嫌いになる。
悲しくなる。

本当は、大好きなあなたとずーっと一緒にいたかったんだ。

本音を言うのは怖い。
自分をさらけださなくちゃいけないし
拒否されて傷付いたら嫌だ。

でも。現実を変える為には、行動しかない。

想いと行動が現実を変える。
心理学を学んだ私には「伝える」選択肢しかなかった。

携帯を持つ手は震えたし
心臓はバクバクだし
つついたら、すぐに涙がこぼれそう。

「あなたのせいで人生最悪だ」
「どうしてくれるの!?」
と言う事もできる。

けれど、一番伝えたいのは、伝わるのは

心の、本当の本音の部分で。

「私はこう感じている」と言うこと。

これをアイメッセージという。


 アイメッセージとは、「私」を主語にして相手の行動を促すメッセージ。

相手の行動により「私」がどう感じるのかを言葉で表現することにより、相手が自主性を失わず承認に結びつけるテクニックの1つ。

心理学で学んでいたのでそれを実践してみた。

私は心の錘を外して、もっと軽やかになりたかったから。

勇気を出した。

父と話した結果。 

(やっぱり話しながら泣いた。人は自分の本音に触れると勝手に涙が出てくる)

父には父の事情があり
父には父の性格があり
若い父も未熟だったこと。

親だからといって完璧ではないこと。

私達姉妹と別れて身を切られれるような痛みだったこと。

その話題をされると辛い事。
子供達を大切に思っている事。

を話してくれた。

「あの時の事は、今でも悪かったと思ってる」
と話していた。

「あなたが好きだから一緒にいたかった」

子供の時には伝えられなかった本当の気持ちを伝えられて。

涙と一緒に過去の私が浄化された気がした。

もしも、本音を伝える術を知らなかったら
一生恨んでいたかもしれない。

私は、私の本当の気持ちを伝えられて、良かった。

「良くできたね。頑張ったね」って自分の事を褒めたい気持ちになった。

自分のことがまた少し好きになった。

電話が終わった後、少し泣いて。
スッキリした。

この日から、心配やもやもや、愛されてない不安感よりも

自分は愛されている、という事に目を向けられるようになった。

「私は大切な存在ではない」
「人は私を見捨てるかもしれない」
「人は信用できない」
「結局どうせ私は愛されない」

そんな思い込みがある人は。

・子供の頃、両親が喧嘩をして、母親が家を出て行った。

・親が感情的で、いつ怒るかわからず、ビクビク怯えていた。

・親に何を言っても否定された。

・親があまり家に居なかった。

などの経験をしている事が多く。

・恋人がいつも一緒にいてくれなかったり、少しでも否定的なことを言ったりすると、絶望感でいっぱいになる。


・仲のよい友達に別の友だちができただけで、たまらなく寂しくなり、不安になる……。

恋人や友人関係につまづく事が多い。

自分が信頼している人との間に少しでも距離を感じると不安が高まり、
いてもたってもいられないもやもやした気持ちになる。

それを「見捨てられ不安」という。

父が出て行った事で「愛されていない」と思い込んだ私。

「見捨てられ不安」を知ったとき

これだーーーーと妙にしっくり来た事を覚えている。


私は直接父と話す、にチャレンジしてみたけれど笑

「まだまだ、父や母に本音なんて恐くて言えないよ」という方は

心の中の「子どもの私」を安心させるところからはじめてみよう。

見捨てられ不安は、心の中に残っている
「子どもの私」が感じ続けている不安。

子どものころに強く感じた

「見捨てないで!」「私だけを見て!」
「私を置いていかないで!」

といった不安な気持ちが、大人になっても解消されずに心のなかに残っている状態。

「心配しなくても大丈夫だよ」
「さびしかったんだね。でも、心配いらないよ」

というように、自分自身で「子どもの私」に語りかけて安心させてあげよう。

両親健在のうちに。
私は自分の本音を伝えたかった。

後悔したくないから。
行動してみた。

思い残りがないくらい、伝えることができた。

後悔がない。
大事な人には心を開いて、弱い部分を見せて。
心が通い合う瞬間を味わいたい。
本音で話したい。

愛して愛されたい。

子供の私を安心させて
幸せへの歩みを止めない。

これからも、そうやって生きていきたいな。


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