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いつか、僕等が世界を変えてゆくなら|映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』

うん。

今回はね。

映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』の感想を書こうと思ったんだけど。

無理だね。(6行で放棄)

私の筆力では表現しきれない。表現しきれないですよ。
観て。とりあえず、映画観て。

もう、何なら5×20じゃなくても良いわ。
You Tube貼っとくから観て。

本当は、映画館で見た後ですぐ感想を書こうと思ったんだけど。
「無理だ……」ってなりまして。(既に挫折済)
Blu-rayの発売を待っての

今です。

もう、とりあえず、本編関係なく語っちゃえ!と開き直っての今回です。

でも、語りだす前にサラッと概要を。

この映画は、嵐の20周年ツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×20 』(全50公演、総動員数237万5000人)を2019年12月23日に「シューティング・ライブ」として特別公演を行い、撮影したもの。

監督は堤幸彦。

当日は東京ドームで125台ものカメラを使って撮影された。

このシューティング・ライブの申込みがファンクラブから来たときのことは覚えてる。

(結局、私はインフルエンザで行けなかったけど)翌日の24日の相葉ちゃんのお誕生日のチケットは持っていて。(シューティング・ライブは抽選が別だった)

友人と「年末に2連チャンになっても、行く?」って話をしてた。
お互い子どもも、仕事もあるしさ。

そうそう年末に連休は難しい。
そもそも、シューティング・ライブって何?って状態だったし。

結局、このシューティング・ライブは外れちゃったんだけど、嵐が休止に入ってからこの映画が公開されて「このことだったんだ!」ってなったので。

もうこの時は、何ヶ月かに1回はコンサートに行ってる状態で毎回「ペンラ電池あるかなー?」「あたしこの前電池交換した」なんて会話をしてた。
電池交換するほどペンラを使うレベル(笑)。

でも、結局、この「5×20」が彼らが観客を入れた最後のコンサートになるなんて、この時は考えてもいませんでしたが。

本当は、国立、海外公演、そして最後のコンサート、と行うはずで。

誰もが「こんなはずじゃなかった」って状況で。

何ていうか。今となっては。
ファンとしては楽しいコンサートと思い出が、こういう形で残せたのは、とても良かったと思える作品になりました。

ちなみに。

私が初めて嵐のコンサートに行ったのは、2006年のARASHI AROUND ASIAの東京ドーム公演でした。

そこから、ハワイとか宮城、あと出産した年のコンサートは行けなかったけど、その他のコンサートには参戦しています。

東京でチケットが確保出来なかった時は、名古屋、大阪、札幌にも遠征して(笑)。

何がそんなに良いの?
と、言われると難しいものがあるのですが。

そりゃ歌も踊りもうまいけど、彼らより上手な人は世の中に沢山いて。

おそらく、アイドルになる才能って暗記力も必要だと思うんですよ。限られた時間で完璧でなくとも何かを成立させたり、広いコンサート会場で出入りの場所・タイミング、ステージ上の立ち位置……でも、それが出来る人も沢山いる。

撮影の合間に雑誌のインタビューを受け、コンサートが終わった後、他の仕事場へと向かう。
尋常じゃないスケジュールなんだけど。
それをこなせるから、アイドルのトップに立ててるわけじゃない。

矛盾している言葉なんですが、ジャニーズ事務所というのは、普通の男の子をスターにするのが上手な会社だな、と思ってます。

アイドルになるには。更にそこで一時的にでもトップに立つには。
努力だけでは足りない“何か”が必要で。

だからこそ、ジャニー喜多川さんが亡くなった時にみんなが言った「見つけてくれてありがとう」「声をかけてくれてありがとう」「居場所をくれてありがとう」という言葉に繋がるような気がします。

さて、話を嵐に戻して。

SMAPが解散してしまった後、ジャニーズのトップに立った嵐ですが。

コンサート映像見ながらね。
思ったのよ。

どんなに凄い記録を持ち出して「私の好きなグループ凄いでしょ?!」と言っても、記録というのは、いつかは塗り替えられるもので。

テレビの向こうで。
連日のコンサートで疲れてないはずはないんだけど。
目一杯の笑顔で手を振り続けてる彼らを見て。

コンサートの挨拶で「(コンサートの)チケットが完売したことよりも、会場の席が埋まっている、ファンの人が見に来てくれることが嬉しい」って言ってたな、って。
昔、ステージに出て、空いている席を見て悔しかったって。

最後に残るのは、記録じゃなくて、楽しい思い出だけなのね。

私は“事務所担”ではないので、“降りる”ことはないのですが。

また、どこかで。

いま僕らは交点を結び それぞれの道へと進み
包み込む日々が輝きだすのは
時間がそれを彩りひかるから
僕はそして交点の先へ
いつかまたね交点の先で

嵐『Step and go』

またね。どこかで。


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