ケンカップル好きには堪らない異世界ラブストーリー|漫画『魔法世界の受付嬢になりたいです』
舞台は魔法がある異世界。
ナナリーは魔導所(=ハーレ。ギルドのような所)の受付のお姉さんに憧れる女の子。
両親に「一流の魔法使いにならないと受付の人にはなれない」と教えられ、魔法学校へ行くことに。
しかし、そこは王族をはじめ貴族の子女が多い学校。
そんなナナリーの隣の席は公爵子息のアルウェス・ロックマン。
容姿端麗で周りには女子がひっきりなく群がり、なぜかナナリーには突っかかってくる。
そして何より、成績で勝つことが出来ない!
なろう小説のコミカライズ作品
作者は よね。
配信ではこのコミックス以外ありません。
原作は まこ。
本作は小説家になろうで執筆した作品の書籍化で、他に『隅でいいです。構わないでくださいよ。』も書籍化。コミカライズもされている。
コミックスは5巻まで発売していて、現在も連載中。
原作小説は3巻で完結。
ちなみに、小説家になろうでは書籍化はされていませんが、サイドストーリーや続編が進行中です。
出版社はKADOKAWA。
レーベルはFLOS COMIC。
連載は雑誌・B's-LOG COMIC。
ただ、毎号掲載されている訳ではないようで、コミックスの新刊発売はかなりスパンがあります。
ケンカップル好きにはたまらない!
学園ものかと誤解を受ける紹介文だったかもしれないが、実は学園生活はプロローグに過ぎない。
どちらかと言えば学生時代の友達グループが、それぞれ就職してからのストーリーが主体だ。
ビバリーヒルズ青春白書やgleeのような海外ドラマのスタイルに近い。
社会人になってからもナナリーとアルフェスの犬猿の仲は変わらないし、アルウェスの気持ちに気がついている友人もいる。
しかし、友達グループの中では良くても、社会に出れば平民と貴族。しかもアルウェスは高位貴族。
ナナリーの働く魔導所へ騎士団に入ったアルウェスが仕事で訪れた際にいつものように喧嘩口調で話しているのを他の騎士に咎められてしまう。
納得が出来なくても、平民として謝罪をするナナリー。
そして、それを拒むアルウェス。
気持ちが通じ合ったとしても、貴賤結婚は許されない。
アルウェスがナナリーに惹かれる理由。
ナナリー自身も知らない彼女にまつわる秘密。
国に襲いかかる厄災。
それをナナリーの頑張りと、さり気ないアルウェスのフォローで乗り越えていく。
2人がどんな形で着陸するのか。
とても楽しみな作品だ。
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