映画アバウト・タイムを見て


泣いたーーー
泣ける映画見ると、見てよかったと思う
見る価値のある映画だった……と思いますね

子どもができて、もう過去に戻りたいとは思わないって気持ちに自然となるところにグッときた
過去に戻ってやり直すとかよりも、今目の前の日常が愛しくてたまらないってことだよね

あと、何気ない日常をもう一度過ごしてみると、輝いて見えるってところもグッときた
深い部分にじんわり広がる感じ

日常って代わり映えしなくてつまらなく思えるよね
確かに毎日少しずつ違うけど、取り留める必要もない同じような1日
そのどこにでも面白くできる要素はあって、それに気づけるかは自分次第
私の場合、日常を楽しくしたいと思って、そういうのを面白がり始めたら、神様に目をつけられて嫌なことが起こるんだよね、それで萎えてやめる
こっちはこんなに人生を楽しもうとしてるのに、こんな些細な喜びさえ許されないのか?憎らしいのか?と思って、じゃあお望み通り静かに暮らしますよと思う
因果関係なんてないんだろうけど、幸と不幸は均衡を保とうとすると思ってるから、ちょっとでも幸せを感じたら不幸パワーが溜まる気がしてしまう
ひねくれてるのかなあ
きっちり分けて考えられたら楽なのにね!幸せは幸せ!不幸は不幸!
不運を自分の注意不足だと認めて改善するっていう負担から逃げてるから、切り分けて考えられないのかも
不幸に対して、身をもって制裁したら、幸せは幸せとして受け入れられるようになる気がする


あと、私の父方の祖父のことを思い出しました
私が幼い頃に亡くなったから、あんまり記憶はないんだけど
会いに行くたびに名前を聞かれてた
昔は名前も覚えてもらえないんだと思ってたけど、そんな悲観的に捉えることじゃないなってこの映画を見て思った

会う度に友好的な態度でいてくれるって、無償の愛じゃん
毎回忘れるのに、毎回覚えようとしてくれる
覚えるってすごく労力のかかることだから、どうでもいい人にしたりしないよね
ちゃんと孫とおじいちゃんだったんだなって嬉しくなった
この先もずっと誤解したままで終わらなくて良かった


家族の愛情に弱い、
この映画は全体的に、父と息子の代替不可能な愛が散りばめられていたと思う

この会話前にもしたよね?ってシーン、説明してないのに感覚でピンと来てるところが信頼関係を感じて好きだった
2人で子どもだった頃に戻って散歩するシーンも、「何気ない日常」が特別になることを体現するようなものだと思う
もう戻れないって父親に伝えるのも、それを止めないのも良い。なにか困ったときに聞きに行けなくなるってかなり大きいよね。裏を返せば、それだけ信頼できる人が今まで居たってこと。すごく羨ましい


見てよかったー
書き残したくなることが出てくる時点でかなり良いですよね、映画として
書きたかったこと書けたからもう締めます
またねーーー👋🏻‪

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