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7月20日 40点

今日を点数化するなら100点満点で40点くらいだと思う。あまりいい日とは言いがたい。

それも一日の後半で少し巻き返せたからよかったのだが。

今日ご紹介するのはマルクス・アウレーリウスの『自省録』。

まあ、この本は割と有名だから私がここで多くを語る必要はないだろう。

本書の著者マルクス・アウレーリウス・アントーニーヌス
はローマ皇帝であり、五賢帝最後の皇帝でもある。

学識に富み、哲人君主の例として挙げられることが多い。

そんな彼が著したこの『自省録』は、誰のためでもなく、彼自身に向けられて書かれたものである。

一つ一つの行為に際して自ら問うてみよ。「これは自分といかなる関係があるか。これを後悔するようなことはないだろうか」と。瞬く間に私は死んでしまい、それまでの間のこともすべてすぎ去ってしまう。現在私のなすことが、叡智を持つ、社会的な、神と同じ法律の下にある人間の仕事であるならば、それ以上なにを求めようか。
142p

「自省」という書名からわかる通り、本書は彼の戒めをただ綴ったものなのだ。だから、文章だけを見てみると「なんか偉そうなことをつらつら書いてやがるな」なんて思うのだが、実際のところ、これは彼が彼自身に忠告したものなのだ。ということは、翻って考えれば彼も本書に書かれていたようなことを全てできていたとは考えにくいことがわかる。

「この胡瓜はにがい。」棄てるがいい。「道に茨がある。」避けるがいい。それで充分だ。「なぜこんなものが世の中にあるんだろう」などと加えるな。
p160
行動においては杜撰になるな。会話においては混乱するな。思想においては迷うな。魂においてはまったく自己に集中してしまうこともなく、さりとて外に飛散してしまうことないようにせよ。人生においては余裕を失うな。
p161

現代社会における『自省録』は最高の自己啓発としても使える。適当にページをパラパラめくって気になった箇所をつまみ読むだけでも楽しいだろう。

そういったところが今でも読み続けられる理由だと思う。

最近お風呂に入るのが遅くなってきた。

お風呂に入る時間って、かなり一日の満足度に影響していると思う。早く入ればそれだけ満足度が上がる気がする。

理想は21時くらいにゆっくり入るくらいだ。

でも最近は23時くらいに入っている。これだと寝るのが遅くなってしまう。お風呂はさっさと入る!これが最近学んだことです。

晴れ
『円』
『自省録』

(2022/07/20)

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