5月17日

夜ご飯を食べた後急激な眠気がきて2時間くらい眠ってしまった。土日の夜ふかしが負債となってしまったのだろうか。土日の睡眠も見直さなければならない。

チャートを作りまくる一日の予定だったが、そこまでは作らなかった。あとは野となれ山となれの勢いでやっていこうと思う。

洗い物がたまっているのでこのあとそれを消化して、風呂に入って、アイロンをかけて本を読んで寝ようと思う。12時半に寝床に入れたら嬉しい。本当は作業をしたかったけど、このままズルズルやっても仕方がないのでキッパリとやらないと方向でいく。

↑のタスクを全部終えた。あとは寝るだけである。

『知の生態学〜』ロボットを読み終えた。「弱いロボット」について今まで知らなかったが、本書を読んでとても関心をもった。本書はロボットと人との共生のかたちを描いている。ロボットと人とが、互いに互いの弱点を解釈したり、相手の意思を解釈することによって一つのシステムが作り上げられる様子が描かれる。たとえば、現状の自動車の自動運転システムでは車が一方的に運転して、人はただそれに乗るだけ…というような想定がなされることが多い。しかしこれではなんとも面白くない。運転をする楽しみも味わいたい。また、現行の自動運転の技術はまだ発展段階であり、実際は完全に車に全てを任せることはできない。そこで、車側が「ここは苦手だなー」などと自分の「弱さ」を吐露することによって人と車とインタラクションが発生するように仕向ける。それを聞いた人はここは自分で運転するかといった心持ちになる。人は車側の弱点を知ることができるし、なんだか助けた気分にさえなって、なんだか得をした感じがする…というようにあえてロボットに全てを任せるのではなく、そこに人の解釈が入り込む余地、手助けできる余地を残しておくのだ。こういった考えは今まで聞いたことがなかったが、かなり面白いと思った。
本書はロボットの話が中心にあるが、考えの根幹には人の振る舞いがある。なんでも一人でやっているように見えても、実は巧みに環境や他者を利用して目的を達成している。こうした現象はわかっているような気がしていたが改めて説明されると新しい発見もあり、楽しかった。今後の人生で役立つのでは…と個人的にちょっと思っている。良書!

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