タープを張ってピクニックしてみよう
昼間の日差し、暑いのです。
人気の公園では土日ともなると、手頃な木陰は人気で場所とれないですし。運よく木陰をゲットできたとしても、じめじめした藪が近いと蚊がすごかったりします。
そこで、好きな場所に日陰をつくることができるタープを張って『ワンランク上の』ピクニックをたのしんでみましょう
タープ: 200x300cm以下が畳みやすい
ポール:115~150cm
場所をみつける
公園の芝生でも、「ロープまたはペグを使用するタープ禁止」としているところがあるので、公園のホームページをチェックします。
私有地は人の家の庭と同じと考えて、ダメです。
河川敷も、管理する国土交通省の河川事務所のホームページをチェックしておきましょう。
風向きと太陽の動きを考える
風向き大事
タープやテントを張るとき、景観よりも大事になるのが、風向きです。風が強いときは、開口部が風下になるようにしましょう。
入り口から風が吹き込んで来たら、マンガみたいに屋根が吹き飛ぶかもしれません。
おすすめは、日本気象協会のアプリで風向き予報をチェックしましょう。
風速が5m/sを超えていたら、慣れていないうちはやめておいた方が無難です。
日影は動く
太陽は東から昇って、西に沈みます。
影がどう動くかを先読みした設営が求められます。
コンパスあると便利
スマホのコンパスアプリをダウンロードしておくと便利です。
タープってどうやって立てるんだ?
ネット上で張る方法を学びました。
タープを広げる
飛ばされないよう風上側のポールの位置のループにタープを仮止めしておくと安心です。
ペグ打ち込みポールをたてる
ペグを打つ場所
ガイラインはタープからポール長分離した距離。
メインポールをガイライン2本使って立ち上げるときは、地面上に最短で正三角形、最長で直角二等辺三角形を画く位置。
ペグを打ち込む
角度は60°くらい
軽量なチタンのピンペグは、地面から出すぎているとすぐ曲がる。
ペグを打ち込むのには、そこらへんに落ちている手ごろな石を使います。荷物からペグハンマーの重量がなくなります。
管理の行き届いたキャンプ場では、ちょっと歩かないと、手頃な石が見つからないことがあります。
うろうろして、まわりに人がいたら、挙動不審に見られないかと、どきどきします。
拾ってきた石は、元どおりに戻しておきます。
環境を復元して立ち去るのが、アウトドアレジャーの基本だといわれています。
地面が堅いときのために、一本ネイルペグを持っていきます。
五寸釘のようなもので、下穴をあけてから、刺しづらかった他のペグを打ち込みます。ペグが足りなくなり、薪や木の枝でペグを作ったとき、下穴を開けておくと打ち込みやすくなります。
ガイラインの長さ
150cmのポールを、2本のガイラインを使い、最長の45°に開いて立てるとき。
ポールからペグまでの地面の距離は
150^2+150^2=X^2
X=212になりました。
さらにポールの高さからペグまでを計算すると
259cm
ペグダウンの場所は、地面の下に石が埋まっていたり、逆にすぐ抜けやすかったり、向いていないときもあります。
調整が必要な場合のため30cmくらいは余裕を持っておきたいです。ポール側にも結び目をつくるので5cmくらい使います。
そうなると、切りがいい数字で150cmのポールのときは300cmのガイラインを使います。
直角二等辺三角形にペグダウンする場合の「ポール長:ポール~ペグ(地面):ガイライン」は「1:√2:√3」になります。
なので「150:212:259」「135:190:233」「 124:175:214」「115:162:199」となり、135cm以下のポールのときは、250cmあれば事足りそうです。
メインポールにはどうせ2本セットで使うので、倍の長さのガイラインを半分のところで結んだものにしています。
風上側からポールを立てる
風下側からポールを立てはじめると、タープが風を受けて旗みたいになびくので、大変です。
メインポールのためのペグダウン、ポールのセッティングの次は、タープとポール、ペグにガイラインを引っ掻けておくことになります。
地面に置いたときの距離から立ち上げると、ガイラインはだいたい1.25~1.4倍の長さが必要になるので、あるかじめ伸ばしておきます。
四隅を広げる
一度目は仮止めで、全てにテンションをかけます。
150cmのポールを使い、の300cmの辺の中央を90°に折り曲げた場合。四角のガイラインに最低必要な長さは
150/√2=106
150-106=44
44√3=76
ループと自在のゆとりを加えて100cmか125cmか悩みます。
120°に折った場合が
150/2=75
150-75=75
75×2=150
なので125にします。
ポールをすこし傾かせる
なんのためにするのか、知識がありませんが、タープが強風を受けてロープが伸びたとき、ポールが90°を超えない方がいいのかもしれないと思って傾かせています。
ピンと張れるよう微調整する
タープに当たる風や雨の流れがよくなります。
バタついてしまうと、ペグやガイラインにかかる、瞬間的な負荷が増えそうです。
「これでいいや」というところで、ペグを深く差し入れます。
タープの下でなにをしましょう
市街地にある広目の公園であれば、コンビニも近いですし。
スーパーのお惣菜コーナーで買ったお弁当を食べるだけでも、充実できます。
なにせ、「タープを張ってピクニックをした」という達成感がありますから。
Amazonの中国製品と、100円均一の中国製キャンプ用品を使って、低コストにはじめやすいです。
次は、軽い荷物でタープをたのしむのに、おすすめのギアを紹介していきます。
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