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仏領ギアナでちょっと大変だったこと

今まではどちらかと言うといい面を書いてきたけど、今日はええ~っと思うような事も書いてみる。
もう、ええ~ってなりすぎて逆に笑えるくらい。もうね、ネタにしてる。

フランスではストライキは当たり前

フランスと言うと、ストライキ、と言うくらい住んでる方には当たり前の出来事。
仏領ギアナでももちろんストライキはあった。これはきっとフランス領土どこでも避けては通れない道だと思う。
公共交通機関がほぼないので(バスはあるけど、運航してるのか?というくらい見ないし時間なんてあってないようなもの)、ストがあってもなくてもあまり変わらず。

CAFも数か月ストライキしてたけど、うちはCAFからもらえるものが何もないので、これも私には影響はなし。でも毎月手当をもらってる人とかは数か月書類がブロックされて何にも進まなかったりしてニュースになってた。

私に実際影響があったのは、EDF(電気会社)のストライキ。
何の予告もなしにカイエンヌ中心部の電気を切ったのには驚いた。しかも日中に6時間!法律では禁止されてるのに…
事務所とか持ってる人たちは仕事も出来ず、お店とかは自家発電で(ギアナでは結構自家発電装置持ってる人いる)。
私も外出しようと思ったら、ガレージの扉が電動だったので車を出せず…
しかも気温は30度超。冷蔵庫もできるだけ開けずに頑張った。

郵便は月に一度?

夏休みの時期って普通はバカンス中の代理人の配達員がいるんだけど、しばらく郵便ないなーと思ってたら、まさかの配達員がおらず、1か月経った時にアパートの建物全員分の郵便60通くらいがまとめて床に置いてあった。
私が見つけたので各家の郵便受けに投函。
5通くらい宛先不明があったなぁ。そのうち3通は多分税金か罰金関係。マリアンヌの封筒だったから。

フランスからのコリッシモの到着までなんと最低1か月はかかる。船便でくるの?っていうくらい遅い。しかも家まで配達してくれないので、自転車で20分くらいかかる郵便局に取りに行かなきゃいけない上、そのたびに30分ほど並ぶ。
それが嫌で、あとギアナまで配達OKのショッピングサイトがあまりないので2年間でネットショッピングは2回しかしなかった。

緊急外来

旦那が自転車に乗ってたら、道路の穴にタイヤを取られて横転。そのまま病院へ行った。確か午後4時くらいだったと思う。
病院の受付は4か国語か5か国語で注意書きが表示されてたと思う。フランス語、英語、ポルトガル語、クレオール語、ブシナンゲ(現地語)
緊急外来って、よっぽどの緊急じゃない時は待ち時間があるのは当たり前。
待合室というか廊下にみんな順番待ちで椅子や廊下に座ってるなか、腕を脱臼したのか骨折してたのか知らないけど、女性の腕を廊下で処置して女性絶叫。
夜9時ごろ旦那が呼ばれていったら寝転がる診察台がある部屋に案内されてそこに放置されたので待ってる間その診察台で寝てたとか。朝4時くらいにやっとレントゲン+処置してもらって朝4時に私を起こしたくないと4kmほど歩いて帰ってきた。
2日後再度病院に行ったら処置された小指にひびはいってたんじゃなくて、手首にひびはいってることが分かった。全然違う場所じゃん!レントゲンまで撮ったのにどうやったら間違えるのさ。

他にもいくつか出来事はあったと思うけど今思い出せない。また気がついたら記事にしてみるつもり。

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