若いころから積み上げておくとよいこと。資産になるキャリア戦略。
社会人になって20年。こんなことを意識して積み上げてきて、結果よかったですよということを書いていこうと思います。これから社会人をスタートさせる方や、もしくはどういう風に積み上げていくべきか悩んでいる方の参考になればうれしいです。
新しいことにチャレンジする、社内で手を挙げる
やったことがないことはみんな不安で手を挙げません。でも誰でもはじめは新人。会社の中でせっかく新しいことをできるチャンスがあれば手を挙げてたくさん失敗を積むといいでしょう。僕も数々の大失敗をやらかしてきました。でも失敗しても大丈夫です。むしろ失敗するからこそ、経験になるし、次に活かすことができます。
自分ができることを伸ばしていくのもいいですが、ほどほどにすべきだと思っています。80%習熟したものを100%にするのは難しいですが、0%を50%に持っていくのは比較的かんたんです。ドラクエのレベル上げと同じで、レベル90から上はしんどいし、ビジネスではそこまであげなくても通用する。そこからは職人の域。
やれる範囲がひろがったことがフリーランスで活きた
そうやってやれることをどんどん広げていったおかげで、フリーランスになったときに自分の持っているカードがたくさんありました。クライアントの話を聞くだけでも、いろんなできることを提案できます。
プログラムしかかけなければプログラムの仕事しかとれません。もしくはデザインの提案をしても外注しなければなりません。でもどっちもできれば、両方取れる。そしてクライアントからしても、一人に頼めるほうが楽だし、安心です。
個人開発でも同じです。自分でデザインをつくって、開発をして、集客して…ということが一人でできます。これは会社員時代にいろんなことに手を出していたおかげです。仮に外注するとしても相場をしっていたり、どんなことを作業するのか知っているので話もしやすいですし、いい人を探す目利きもできるようになってます。
常に自分をブラッシュアップする
いついかなるときでも投資すべきなのは自分です。ひたすら自分の資産価値を高めるために時間やお金を使っておくと、大きく還元されます。たとえば、エンジニアならいつも同じ実装・提案ではなく、新しい技術を取り入れてみるとか。
毎週スケジュールをしっかり組み立てて、ふりかえりを行い、次週へ生かしていく。時間をコントロールして、勉強する時間や運動する時間も将来のために組み込む。
つねに自分の資産価値を高める、を意識して毎日を過ごしていくのがいいと思います。