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パパも育休取る?取らない問題     育休を長くとった状態だった我が家の実態

夫と
「我々は長い育休をとった状態だったね」という話になった。


2016年12月に結婚、2017年7月末に第3子が誕生した。
上のお兄ちゃん2人は私の連れ子なので夫にとっては初の実子
(のほほんとひとり暮らしを堪能していた 35才の彼、未知との遭遇の連続)


夫に私は出産前から
・妊娠中、産後の女はホルモンさまの影響もあって想像の斜め上をいくオッパッピー状態であること(本人も訳が分からなくてしんどい状態である事)

・産後の夫婦の関係がその後の夫婦の関係にものすごく影響をもたらすよ、マジで。
ということをお伝えしていた。

そんな中で夫から
『産後はしばらくお家のことをメインに
仕事はいただく仕事だけにして、赤ちゃんのお世話やお兄ちゃんのケア
ママのケアをしていきたい。
貯金があるから大丈夫。』と話があった。

それは嬉しい!!助かる!!!
と私は感動した。

実際に子どもが誕生して、基本的に彼がお家にいてほとんどのことをしてくれた。
新生児さんのお世話は夫婦2人でやると
こんなにも心にも体にも楽で
純粋に赤ちゃんを愛おしいと思えるだけの時間が流れていく。
3人目にして初めて味わうことができた。
夏休み中のお兄ちゃんと3人で遊びに行ってくれたり
産後のオッパッピーな私の(私は世の中に不必要なのでは?)という類の話にも飄々と付き合ってくれた。

私はどこかで「母親にしかできない」ということが特に新生児の頃には多いと思い込んでいたようで
ところがどっこい、緻密な彼に助けられまくった。
あれ?ミルク何時だったけな、どのくらい飲んだっけ?ということから解放された。
・ミルクの時間と量を忘れない、アプリを見つけて記録し、
 データに基づいてお世話に活かしていく。
(もちろん相手も人間なのでデータだけでは測れないところがある上での話)こういうのは男性脳さんが強い(らしい。全てではないけど)

私がミルクを作っても横からその量を確認して、記録しておいてくれるので
私は安心してうっかりできたのだ。

何より
誰かがいつも近くにいて一緒に新生児を見てくれていることの安心感
それが愛する夫であるということ

これがいかに大きいか
一緒に睡眠不足になったり
一緒に悩んだり笑ったり
協力できたあの時間はかけがえのない時間
新体制になった家族を整えていく時間

夫婦の呼吸、リズムがこの時期にものすごく整ったように感じた。

この間、夫は基本的に呼んでいただいたお仕事だけで
収入はいつもの3分の1程度だった。(もっと少ないかな?)

そんな生活が2ヶ月も過ぎた頃
私はふと、「あれ?いつまでこの状態なんだ?大丈夫なのか?」と
不安になった。

産後の波で不安マックスになった時に
彼に話したことがあった。
・いつまでこの状態なのか?大丈夫なのか?このままで仕事はなくならないのか?子供達を養っていく氣があるのか?
自分から仕事を作って行かないで平氣なのか?
わーーっと吐き出した。
とにかく不安だと。とても助かるけども、嬉しいけど不安だと。


そうしたら夫は
『ずっと1人でなんのための貯金か分からずにただなんとなく
貯めてきて、やっと使える時がきたと思っていて、
それが嬉しくて^^
お金は後からなんとでもなるけど、この子の今は今しかないから
なるべく堪能したんだよね。
お父さんになれるなんて思ってなかったから、毎日が嬉しくて。
お兄ちゃんたちもパパ、パパって懐いてくれて
新しい子も生まれて
この幸せはお金では買えないし
今、なるべく一緒に過ごすことってこの後の生活にすごく大事な氣がして。
今までの貯金で時間を買って、とにかく堪能したい。
1年くらいは貯金だけでもやっていけるし、すっからかんになってもいいと思ってる。また稼げばいいんだよ、お金は。
大丈夫だから安心して^^』

私は大泣きした。

1人目2人目は当時の旦那さんはスーパー忙しくて
結婚したのに、子どもが生まれたのに
いつもいないし、寂しいし孤独だし
子供のためにと必死で働いてくれるのはありがたいんだけど、
思い描いていたものとどんどんかけ離れていって
結婚する、子供を産むってなんなんだろう?
みんなこんなもんか。我慢我慢。
とずっと思っていて

離婚再婚して
子どもが生まれて
思い描いていた以上の産後を過ごしている。

味わいたかったものを味わえているのに
いざその状態が続くと不安になったりするものだ

育休状態は長いこと続いた。

私も私で働いてはいたけど、それまでのペースより
遥かにペースを落として、
十分に余白を作っていました。

途中で単身赴任の時期もありましたが
のほほんと過ごすこと、約2年
味わいたいものを味わって、自分軸に沿って楽しんで生活していたら
嬉しいことに、おかげさまで彼の仕事も増えていった。

彼の中でよし!と決めた頃、また流れも変わり
今はみたこともないくらいに
音楽に仕事に集中している。

この長いほぼ育休状態で貯金はものすごく減った。
(結構良い外車が買えるくらい)

だけどものすごく幸せな時間で
我々夫婦の土台をしっかりと築くことができた。
産後は大変!子育ては大変!!
から
産後からずっと最高♡に転じた。
私が望んでいたこと。味わいたかったことが味わえている、叶っている。

一緒にいる時間でお金の勉強もしたり
どうありたいかなど、たくさん話せたので
なんかこれからの見通しが立って
不安よりもワクワクが大きくなった。

そうそう、
彼に「貯金がなかったら、どうしてた?」と聞いたら
「うーん、お金を借りてでも時間を買ったかな。
 確実に半年はそうしたと思う。」ブレない男、ここにあり。

結婚したから
子どもが生まれたから
仕事を頑張る
それも男の人の本能で自然でとても素敵なことだと思う。
だけど
時間は有限で
今はこの時しかない

新婚の時期も
子どもが生まれた時期も
一瞬で過ぎ去っていく

その間に夫婦が心を通わせておく
同じ経験を共有できるというのは
今後の人生にめちゃくちゃ影響してくると思う。

特に妊娠中、産後の寂しさはなかなか消えない
消したくてもなかなか離れない
それには意味があるように感じていて
大事なものを大事にする生き方を考えようと突きつけられるような
そんな期間のように感じる

人間にとっての幸せとは
味わいたい感情を味わうこと
これに例外はない。(講座などで詳しく説明しています)

ミュージシャン(夫)が結婚して
すでに連れ子が2人もいて
さらに子供も生まれて
育休?!(しまいには旅行にも何度も行ってるし)
不安定を突き進む、逆行の極みみたいなことをしているので
そりゃ、周りは心配しますよね。
(ご心配をおかけしました。笑)
そんな中でも夫の大事なものを大事にするというブレない軸
周りに何を言われても自分の選択をする姿に
見習うことがたくさん。



安心して育休が取れるような世の中になるといいなと心から思います。
フリーランスの人も
会社員の方も公務員の方も色んな人、みーーーんなが
安心して休めて、命を迎えて
産後を楽しめたら
なんか幸福度が爆上げの底上げされる氣がします。

育休、迷っている方はぜひ取ってみて欲しいです。
最高でしたよ^^
まずは自分から☆

同じように育休長く取ったよーとか
色んなケースを教えてもらえると嬉しいです。

今日も読んでくださってありがとうございます☆


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