[75]税理士試験1年目、簿記論を受験|税理士人生を振り返る

今回からしばらく、税理士試験1年目~現在までを振り返っていこうと思います。
自分語り企画ですが、同じ状況の方のヒントに少しでもなれば幸いです。

かなりあやふやになっているところもあるのですが、当時の元帳や写真などを見返しながら記憶を復元していこうかと。

初回は税理士試験1年目についてまとめました。


講座代金の捻出

税理士試験、最初に勉強をしたのは簿記論。
22歳の時でした。

財務諸表論を同時受験しなかったのは、
・2科目勉強する時間が取れそうもない
・お金が厳しい
という理由からです。

彼女(現在の妻)と同棲中で、生活に余裕はあまりありませんでした。
だいたい20万円の講座代金は、20回払い。
月1万円ならなんとか…という状況でした。


ちなみに、講座代の20回払いは、最終年の相続税法まで続きます。

皆が受付で一括払いの申し込みをしている中、僕だけが分割の書類を書くわけです。
とてもみじめで、そのたびに「絶対に受かってやる」と燃えたのを覚えています。


科目の向き不向き

なんとか毎週講義にくらいついてはいたものの、成績は思うように上がりません。

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