[75-3]税理士試験3年目、法人税に挑戦(前編)|税理士人生を振り返る

前回のあらすじ

・財表は合格確実超
・酒税はボーダー超ではあるものの手応えなし

法人税にチャレンジ

財表・酒税の本試験が終わり、8月中は「来年は何を受験するか」を考えていました。

選択肢としては、以下の3つ。
・法人税
・所得税
・相続税

いちばん興味があったのは、相続税。
ちょうど基礎控除の改正があった頃でしたので、「お金になるんじゃないか」と。


ただ、結果的には法人税を選びました。

知人の「会計科目の後、すぐに法人税やったほうがいいよ」というアドバイスや、
専念できそうなタイミングだったことが決め手になったのです。


専念の決断

いくら受験仲間がいないとはいえ、一応は僕も受験生。
法人税に関するうわさは、いろいろと聞いていました。

・とにかく難しい
・ボリュームがヤバい
・働きながら一発合格は厳しい

そんな怖い内容ばかりを聞いていて、「じゃあ働きながらじゃ無理じゃね?」と思うようになりました。
僕は地頭も要領もよくありませんから。

酒税法が不合格だったとしたら、並行しなければなりませんので、なおさらです。

でも一発合格したいしなぁ…ということで、「退職して、受験専念」することにしたのです。


専念のハードル

専念するためには、超えるべきハードルが3つあります。

ここから先は

2,706字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?