[75-4]税理士試験3年目、法人税に挑戦(中編)|税理士人生を振り返る
前回のあらすじ
・法人税法を選択
・専念することにした
法人税は、「おもしろい科目」
個人的な意見ですが、法人税は「いちばん大変だった」のと同時に、「いちばん面白かった」科目でした。
勉強した科目に面白さで順番を付けるなら、以下のような感じ。
・法人税
・所得税(未受験。5年目に年内受講のみ)
・財表
・相続税
・簿記論
・酒税
相続、簿記論、酒税は、
・機械的に解く
・暗記ベタ書き
・テクニック重視
・実務的ではない(相続は当時実務やってなかったですし)
といった傾向があり、成績的にも苦戦しました。
相続、酒税は一発合格できませんでしたし。
それに対し法人、所得、財表は、
・実務とつながる
・論理的に考えさせる問題
・やればやっただけ結果に出る
という傾向が比較的あると思います。
暗記・パターン・テクニックだけでは合格できない科目なのです。
財表の会計理論や注記や株主~計算書、所得税の実務への直結っぷりも勉強していてワクワクしましたが、
法人税の事例理論問題や計算仕訳問題を正解した時の快感は格別でした…。
他の人の話を聞いても、「法人税、所得税は面白かった」という方は多いです。
もちろん大変な科目ですが、それと同じくらい面白いので、怖がりすぎずにチャレンジしていただきたいです。
講師との相性は大切
僕が楽しく法人税を勉強できたのは、良い講師に当たったことも大きい気がします。
ここから先は
2,952字
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?