52ヘルツのクジラたち
いやーーーー、面白かった!
こちらも、この週末で一気に読み終えてしまった。
2021年の本屋大賞だったのだね。
モチーフとなっているのがまた、52ヘルツのクジラっていう、たった1個体、他のクジラとは違う周波数で鳴くらしい。
ここがそもそも、メチャクチャロマンチックだけど、内容が全然ロマンチックじゃない。
でも、実際に、ベランダに出しっぱなしにされる子とか、ニュースで見るもんなぁ。。
悲惨すぎるけれども。。。
そして、これはもう、ぜーーーったいにネタバレ無しで読んだ方が良いから、あんまり書かないけれども、ストーリーの中で時間が行ったり来たりするのだけど1章を読み終えたところから、一気に引き込まれる。
そして、子どもが大人になるって、大変なことなのだな、と。
育てるのも、育つのも。
やっぱり、子どもは家庭というよりも、コミュニティで育てるものなんだろうな、と。
このストーリーの中で、失ったものは多かったけれども、最後、ポジティブになれる終わり方で、本当に素敵なお話だった!
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