おはようございます。
今朝は、身体も気持ちも重たいです。
動けません。
ぼくの大好きな街。
またしても大火が襲いました。
悔しくて悔しくて。
悲しくて。。
とても居心地の良いところなんです。
ぼくはこの街で育ちました。
ろくにこの街のことも知らないで、「ポテンシャルがある」なんて言う偉い人もいますが、
ずっとこの街で育ってきました。
外から見るよりも、この街のなかにいると、断然この街の良さが分かると思います。
大学時代に、県外に出ましたが、こちらに帰省する度に、こっちに帰ってこようと思う気持ちが募りました。
とっても良い意味でちょうど良い街。
中に居ると、人が繋がり、温かい。
文化や方言と同じように、たくさんの美味しいものが当たり前のように揃っています。
自然があり、都市があり、それと同じように、物価も安く暮らしやすい街です。
いつも、時代の最先端を生き抜いてきました。
ぼくの両親は小倉生まれ・小倉育ちですが、両家の祖父母は九州の中での他県出身です。
戦中・戦後、多くの人や物がこの街に集まってきました。
戦前からの時代を牽引する産業もありました。
時代が経済成長するときに、この街も成長していきました。
時代が落ち着き、高齢化するときに、この街も同じ道を辿っています。
下り坂というよりも、常に、一歩先を体現していると思います。
たしかに、
時代の進展とともに、光と影。
煌びやかな看板や店内など目に見えるところと、
バックヤードや屋根の上など、その裏側は、時の流れを感じます。
ひとたび火が着けば、燃え広がってしまいます・・。
大都市の構造は、戦災や災害での復興を遂げてつくられています。
商店の密集地域も、歴史に学ぶと、大火との戦いを繰り返しています。
ある意味、宿命なのかもと、ため息をつきますが、
でも、やはり、悔しくて。
消防では予防啓発します。
消火器を置いてください。
警報器を付けてください。
誘導灯の玉切れを補修してください。
これは全部、火の着いた後の対応です。
消すこと、逃げること。
火が着かないことを根本的に考えていくしかないのだろうと思います。
大雨が降って、土砂災害や川や水路が溢れたりします。
それを防ぐ方法は、根本的には、雨を降らせなくすれば良いんです。
それぐらい根本的なことから考えないといけないんだろうと思います。
大好きなこの街。
悔しさも悲しさも、嬉しさも楽しさも、
もちろん一緒に抱えます。
今日もご覧いただきありがとうございます。
貴重な時間のなか、この記事をご覧くださってありがとうございます。
冒頭のイラストは、クロメガネ|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。
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