【動画解説】9割が知らない。逆転合格できる過去問のやり方
大学受験において受験校選びと同じぐらい大切モノがあります。
それは「過去問演習」です。
私がサポートしているお母様とお子様にはお伝えしているのですが、「過去問演習」が合格可能性を押し上げる
ラストピース
と言っても言い過ぎじゃないぐらい大切なんです。
ところがです。
そんな大切な過去問演習ですが、本当のやり方を発信しているところが
ホントに少なくて。。。
一般的に塾や学校などでは
「合格するためには30年以上やらないとお話になりませんよ」
「最低10年はやりましょう」
とか言われるんですが。。。
イヤイヤ無理でしょ!!
と思うんです。なんでかと言うとですね、そんな過去問ばっかり解いてる時間無いからですよ。具体例を出して説明しますね。
今回は東京大学の文科一類,文科二類,文科三類を例に解説します。
まずは下記の2024年の受験時間割を見てください。
これを見てもらうと分かる通り、2日間の合計で試験時間は520分あります。時間換算すると…
8時間40分
です。つまりですよ、一年分の過去問を解くには単純計算、これだけの時間がかかるってことです。
ここから更に復習する時間がプラスされます。
いわゆる解説を見てチェックしたり、解き方を理解したりする時間です。
私が多くの生徒を見てきた感覚からすると、解く時間の約2倍くらいかかります。
ということは復習にかかる時間は
520分×2倍=1040分⇒17時間20分
です。解く時間にプラスすると、過去問1年分解いて復習すると
8時間40分+17時間20分=26時間
これを10年分行うということは…
26時間×10年分=260時間もかかってしまうのです!
毎日4時間、過去問演習に当てたとしても
約2ヶ月
かかってしまいます。さらにこれにプラスして
「第一志望以外の大学の過去問も解かないと!」となったらホントに悲惨なことになります。こうなったお子さんは大抵の場合
「過去問10年分、解かないと受からないのに全然終わらない…どうしよう…」と考えてしまい、不安と焦りばかり押し寄せてきて自己嫌悪に陥ります。
過去問最低10年解くことより大切なこと。それは…
いかに「過去問を最低10年分解く」というのが無理めの目標だということを、わかっていただけましたでしょうか?
ただここまで読んでくださった方でも、こう考えてらっしゃると思います。
「とは言っても過去問は解かないといけないんでしょ?」
そうです! 過去問は解かないといけません。ただ闇雲に10年分も解く必要はないということをお伝えしたいんです! 私は!!
過去問10年分解くことより大切なこと。
それは何だと思いますか??
それはズバリ…
分析と復習
です! 過去問は問題集のようにバンバン解けばいいんじゃないんです・・(;´Д`A
今すぐやめるべき!「過去問解きまくればいいや」考え方
「過去問を解きまくれば合格できるはず!」
なぜこのように考えてしまうのか、
それは
「過去問を解きまくれば問題パターンがわかってくるので点数が取れるようになるはず!」
という考えが根底にあるからです。この考え方をしてしまうのは、中学入試・高校入試の時のある種の成功体験を経験してしまっているからです。
どういうことかと言うと、中学入試・高校入試では
「見たことがある問題」
というのが、けっこう出てきます。そのため過去問を解きまくればパターンがわかってくるので点数が取れるようになってくるんです。
しかし残念ながら大学受験ではこの成功体験が通じないんですよ…
なぜなら、大学受験の問題は見た目をカモフラージュしてわざとわかりにくく出題してくるからです。つまり過去問を解いただけでは太刀打ち出来ないように、ある意味イジワルな問題が出題されるんです。
大学入試は解きまくって問題パターンを入れるのではなく、
「考え方」のパターンを見つけて、それを利用して解いていきます。
特にお子さんが模試の結果が返ってきたあと、あなたに次のような「言い訳」をしていたら要注意です!
「またミスった〜」
「落ち着いて解けばもっと取れたのにな~」
「解き直ししたらもっといけたわ〜」
この言い訳をしている子達は、夏休みが終わる頃には「過去問解きまくり教」信者になってしまう可能性があります。そうなったらもう悲惨です。
このようなお子さんは9月頃から過去問を解き初めて11月頃には
「過去問10年分、解かないと受からないのに全然終わらない…どうしよう…」
と考えてしまい、不安と焦りばかり押し寄せてきて自己嫌悪に陥ってしまう恐れがあります。こんなメンタルズタボロで、しかも点数アップにも結びつかないため、受験本番では点が取れずに不合格…
みたいなホントに悲惨な状態になってしまう可能性があるんです。
じゃあ過去問どう使ったらいいんですか?????
一番大切なのは「分析」です。
ただ私の経験上、
「解いて答え合わせしたお~わり」
「60%ぐらい取れたかなまぁまぁだな」
「間違った問題の解き方を確認して終わりー」
で終わる受験生がとても多いのです。。。
このやり方だと「見たことがある問題」しか解けない状態に。。。。
分析でやってほしいことは、
できたことを書き出す
間違った問題の原因を書き出す
原因を解決する策を考える
この3つです。意外とシンプル♪
ですがこの分析が出来てない子たちが本当に多いんです!!
ここまで読んでくださった方々は過去問の使い方がいかに大事かわかってもらえたと思います。
今回の動画では更に分析についてのやり方を解説しています。
「絶対浪人回避させてあげたい!」
「今までの努力が結果に繋がってほしい!
「我が子の笑顔が見たい!」
このように思っているお母さんは是非動画本編でお会いしましょう♪
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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