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結局は人脈が全て

人脈が広いとは言えない私でも、自分の幸せやキャリアが人脈によって築かれてきていることを実感しています。

特に加齢とともに、ほぼ全てが人脈によってもたらされていると感じています。

①海外就職できたこと

私はアイルランドで働いていますが、ヨーロッパでNon-EUが最初の就職先を見つけるのはやはり困難です。

そんな環境下で私が運よく仕事が見つかったのは、元同僚のコネで現地スタートアップ企業のインキュベーションセンターで働く知人を紹介してもらえたことからでした。

その方がさらに自分のコネクションに私の履歴書を流してくれ、その中でいくつかの企業と面談し就職先が決まりました。ちょうど探しているスキルが私にマッチしたからです。

それ以降も、普通の就職活動はほぼしておらず、エージェントからの仕事紹介や元上司からの声掛けなどで今に至ります。

特に仕事においては、市場のニーズに保有スキルがマッチしているか否かの問題なので、広い人脈でいろんな人に、「ああ、そういえばこういう人がいたな」、と思い出してもらえるのが強さなのだと思っています。

②職業選択について

会計士という職業をそれなりに詳しく知ったのは、ゆるい人脈からでした。

特に人脈もなく職業選択を迫られていた私は、それなりに野心があったものの、どういうお金の稼ぎ方ができるのか見当がつきませんでした。世の中で稼げると言われている職業(弁護士や医者)や、本やテレビで華やかに見える職業(実業家や芸能人)は自分に手で届くとは思えなかったけれど、かといってそのまま会社勤めしたいとも思えませんでした。

遠い果ての国にいる人達ではなく、現実的に手が届きそうな目標を見つけられたのは幸運だったと思います。知らないことは目指せないので、自分の行きたい方向の2,3歩先にいる人達の話を聞くことは非常に有用だと思います。

③海外移住後の自分の人脈

❶日本の人脈について
自分で選んだ海外移住とはいえ、日本の人脈はどんどん少なくなっています。一方で同業ネットワークはやはり今でも仕事に直結するし、情報交換にも有用なので、その関係が閉ざされないように配慮しています。

コロナによってオンラインコミュニティは劇的に発達したので、日本から完全に離れるのではなく、自分が心地よいと感じられるコミュニティに属すようにしています。

❷現地での人脈について
昔からの友人がいないので、ここ数年コミュニティ形成にけっこう力を注いでようやく蓄積が出てきました。グループ形成に継続的に時間を使う工夫の効果だと思います。

しかし、自営・自宅勤務なので、仕事仲間が非常に狭くゆるいつながりができにくいのが悩み。
ゆるいつながりを増やすために、今年は同様の悩みを持つ友人と共に新たなコミュニティに参加予定です。

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