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生きた会話は語学学習に必須

私は日本語ネイティブですが、アイルランド在住(英語圏)に在住しているため、娘は英語ネイティブです。

まだ2歳。私が話す日本語は理解しますが、英語で返答することが多く、あまり日本語を話さないのが気になっていました。

しかし10月に3週間日本に滞在しただけで、みるみるうちに日本語会話が上達し、子供の言語吸収能力ってほんとにすごいなと驚愕しました。

娘が使い出した言葉を振り返ると、私が帰国中に日常的に使っていた言葉を多く吸収したと言う当たり前の結果に気づきました。

例えば、娘が急に使い出した「ありがとうございます」!
私は娘に対して敬語を使っていませんが、毎日レストランやお店などで頻繁に使っていたこの言葉は、どうやら覚えやすかったようです。

普段アイルランドにいるときは、家族内言語が英語なので、家族といる時は英語で話しています。
娘と2人だけの時、日本語で話し、毎晩絵本の読み聞かせも日本語で行っているのですが、あまり日本語学習の効果を感じていませんでした。

絵本の読み聞かせは言語学習に最適だと言いますが、第二言語の会話力のためにはそこまで重要ではないのかも。
「むかしむかし、あるところに…」と何百回聞いても、実際の生活で使わなければ会話力アップにつながらない。

絵本のストーリーをただ読むだけでなく、もっと娘と会話することを目的に絵本を使おうと決めました。その方が会話力向上につながるし、何より楽しい気がします。

思えば、英語の教科書に出てくるThis is a pen. みたいなセンテンスも、日常生活で全く使ったことないし。

子供の言語学習と大人の言語学習、学ぶ速度や方法は違っても、生きた会話が一番会話力アップにつながるのはどうやら間違いなさそうです。

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