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海外生活に必要な能力

外国で住むために、重要だと思う能力がいくつかあります。なくても住めると思うんですが、これら3つがあると比較的楽に外国に適合できると考えます。

①柔軟性

まずは柔軟に、かつ臨機応変にその場その場に対応できる能力が必要です。柔軟になるためには広範な知識と想像力が大切なのではないでしょうか。相手の立場や論理を理解する力や、感情を思いやる能力が柔軟性の基礎となっていると思います。

日本人は基本的に空気が読めるので、相手の感情を思いやる能力にはたけていると思います。
一方で現地の慣習や考え方の違いを、「外国人はこうだから」と一般化してラベリングしがちに思えます。それってただ相手のことを知らない、無知や情報の欠如から来ているのではと思うことがあります。

柔軟性は適応性につながる能力と考えています。環境の変化に対応する能力である適応力の方が、より大きな概念なので、いつも柔軟に対応することが結果的に適応力上昇につながっていきます。

②自己主張

特に西欧文化において、自分の意見を主張しない事は何も考えていない事と同一視されがちです。そのため、自分の意見を明確に主張する文化で育っていない日本人は非常に苦労するんですよね。

また仮に主張した後でも、自分の意見と相手の意見が対立しているときには、自分の意見を飲み込んで相手に合わせる方が楽だと感じる人も多いのではないでしょうか。小さな意見の対立でも、自分が折れることばかり続くと、不満が溜まることになります。

相手の意見ばかり飲むのではなく、また逆に自分の意見を一方的に押し付けるのでなく、お互いに尊重し合うコミュニケーションをとることをアサーティブ・コミュニケーションといいます。

率直、対等、誠実、自己責任を軸に置くことで、アサーティブ・コミュニケーションを行えるようになります。

③打たれ強さ

アサーティブ・コミュニケーションを心掛けていても、言語や慣習の違いから、自分の主張を理解してもらえなかったり軽く扱われたりすることがあるでしょう。
その度にいちいちどっぷり傷ついていては海外生活を楽しむことができません。

よくも悪くも、今までと違う国に住んでいるのだから当たり前だと軽く捉えて、めげずにコミュニケーションをとっていけばいいと思います。

以上3つ海外生活を送る上に必要と思う能力でした。自戒を込めてまとめてみました。私の1番のネックは①です。硬い頭ではなく、クラゲのようにやわらかーく考えていきたいです。

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