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心に負荷をかけるパターンは決まっている

こんにちは、伊禮 志乃です!
頭の中を整理しながら、今日も私なりの言葉を綴っていきます。

よろしくお願いします(^^)

今日のテーマは「心に負荷をかけるパターン」についてです。

人付き合いも毎日のタスクも、自分なりに精一杯がんばっている。
充実した日々を送っているはずなのに、なぜか気持ちが晴れない。

モヤモヤモヤ・・・。

原因は分かっているような、分からないような・・・。

そんなときってありませんか?


もしかしたら、それは「心に負荷がかかること」を続けているからかもしれません。

ではその、心へ負荷をかけてしまうこととは何なのでしょうか?

一緒に考えていきましょう。



自分の常識基準で世界を見ている

 他者と関わってモヤモヤしてしまうのは、自分の常識基準で相手を判断してしまうからかもしれません。

「その言い方はないだろう」
「なんで、こんな簡単なことができないのかな」
「え?そんなことでいちいち怒るの?」

このようなことを、心の中で呟いたことはないでしょうか? 

「自分だったらこうするのに」と考えてしまう気持ちはよく分かります。

 
でもここは、グッとこらえましょう。

自分の常識が相手と合致しなかったときに、毎回反応していたら身が持ちません。

 自分はモヤモヤするし、それを相手に伝えるとしても労力を要しますよね。

トラブルに発展する可能性もあります。 

中には「自分の方が賢い」と感じ、優越感を得る人もいるかと思いますが・・。

それはそれで、なんかカッコ悪いですよね。
自分ファーストというか何というか・・。

個人的な考えとしては
「自分の常識に当てはめて相手を判断する」という行為は、視野が狭いんじゃないかな?と思います。

考えてみてください。

日本だけでも1億3000万人近く、世界も含めれば80億人近くの人間がいるのです。

この星の数ほどいる人間、80億人全員が自分と同じ価値観であることの方が怖すぎませんか?

みんな生まれも育った環境も、DNAも違う。

脳のつくりが違うこともあります。

コピーは存在しないのです。(科学の力で可能にはなってきていますが)

そういったことを考えると、自分の価値観だけで世界を見渡すのは
「ちっぽけな人間のすること」だと思えてきませんか・・?

白黒はっきりさせる必要はないのです。

自分や誰かが被害を受けた場合は別ですが、簡単に相手を軽蔑したり悪い人だと決めつけてはいけません。

この人は、この人なりの価値観と意思でその行動をとったのです。

(本当に危ない人からは離れてください笑)

 

 人間はみんな不完全です。

誰だってミスを犯すし、何より良い悪いの判断基準が違います。

ゴミのポイ捨てを何の悪気もなく平気でする人もいれば、ポイ捨てされたゴミを見て心を痛める人もいます。

価値観の違いというのは、どうしようもないです。

自分が普通に暮らしてきた中で得た知識や経験が、他の人にとっては初めてのことで知らなかった、ということもあります。

とにかく、何度も言いますが
人間同士は分かり合えなくて当然です。

意気投合する相手を見つける方が難しいです。

血のつながった家族であっても、分かり合えない場面というのは必ずあるはずです。

なので、基本的に他者に対して

「こうして欲しい」という期待は捨てた方がいいです。 

あまりにも常識とかけ離れている場合には、丁寧に教えてあげることも手だとは思います。(大切にしたい相手であれば)


皆に好かれようと頑張り過ぎている

 仕事でもプライベートでも「人から好かれたい」と感じるのは自然のことです。

もちろん、周りから好かれる分には何も問題はありません。

しかし「好かれたい」という気持ちが強すぎると、悩みが増えたり精神的負担になってくるので注意が必要です。

無理して明るいキャラを作ったり、口数を増やしたところで、それは本当の自分ではありませんね。

短期的、もしくは自分を変えたくて内発的動機付けでやっているのならいいですが、無計画にやっているのならいずれ苦しくなります。

また、人と会うときは毎回

  • 過度に気を使う

  • 愛想を振る舞う

これをやらないといけません。

「気配り上手で明るい人」を演じ続けなければいけません。

もともとこういう性格であれば大丈夫ですが、そうではない人がこれを続けるのはしんどいです。

時には、笑顔がひきつってしまうなんてこともあるでしょう。

 常に相手の顔色を伺うことになるので、こちらもどんどん余裕がなくなってきますよね。

気を使いすぎるという行為は、かなり脳のエネルギーを消費し疲弊します。


また「皆から好かれたい人」というのは嫌われたくない気持ちが強いので、相手に言いたいことが言えなくなってくることもあります。

自分を押し殺して、相手に合わせていくスタイルをとるわけです。

さらには、会話が終わったあとに

「さっきの会話、大丈夫だったかな?」
「嫌われること言ってないかな」
「変なふうに思われてたらどうしよう」

などとモヤモヤ考え、ひとり反省会の始まりです。

これでは、日に日にストレスが溜まってきてしまいますね。

心を消耗し、だんだんと人間関係が億劫になってくるでしょう。


なので、こう考えてください。 

みんなに好かれる必要はない。

私の良さを分かってくれる人だけ、大切にしていこう。

 

世の中にはあなたと相性の合う人もいますが、あなたの価値観とは正反対の考えをもった人や偏見をもった人もいます。

そのような多様な価値観の中で、全員から好かれるというのは絶対に無理です。

「全員から好かれなくてもいい」という考え方になれば、相手の顔色を伺う必要がなくなります。

そして、相手のことで悩む必要がなくなってきます。

時には、誰かから嫌われてしまうこともあるでしょう。
それでいいのです。

もしもあなたの失態で他者に迷惑をかけてしまい、嫌われてしまったのなら自業自得だと考えましょう。

人間なので、そんなこともあります。

しかしあなたに非がないのに、嫌われてしまったのなら全く気にする必要はありませんよ。

そんな人たちはこっちから願い下げです。

必ずあなたの足を引っ張ってきます。

 

あなたの魅力を分かってくれて

なおかつ嫉妬してこない相手とだけ信頼関係を築けばいいのです。



過去に決着をつけれていない

「あの人に裏切られた」
「あの屈辱は一生忘れない」
「なぜ私は、あの時あんなことしたんだろう」
「あの出来事さえなければ、今頃わたしは・・!!」

このような感情を、あなたは持っていますか?

生きていると耐えがたい苦痛や憎しみの感情を経験することもあるでしょう。

こんなに苦しいのなら、死んでしまった方がマシ。
そう感じてしまうこともあるでしょう。

PCのメモリーのようにクリックひとつで消したい記憶だけdeleteできたらいいんですけどね。今の技術では無理です。

なのでトラウマのような苦い記憶とは、自分で戦っていく必要があります。

トラウマ体験の内容にもよりますが、過去の出来事に決着をつけきれていない人は、苦しみ続けることになります。

時間は流れていくのに心は過去に置いてきたままです。

人生が上手くいってないときや、なんとなく気持ちが下がっているときに、その記憶を取り出してきて負の感情に浸るでしょう。


大した話ではありませんが、私にも似たような経験があります。 

27歳頃までずっと母を憎んでいました。

どうやって復讐してやろうか、母が苦しむ顔が見たい。

そう考えていました。

 

しかしその執着心を捨てたとき、心が一気に軽くなりました。

視界が明るくなり見える世界が変わりました。

心が自由になったのです。

過去は切り捨て、自分の人生を謳歌させていこうと思いました。

 

「過去と他人は変えられないけど、自分と未来は変えられる」

この言葉は、真理であり人生の道筋です。


他人に裏切られたり、期待通りの結果にならなかったとしても、それをいつまでも引きずっていては前に進むことはできません。

一度きりの人生です。

できることなら、苦い記憶を早く消す、工夫や努力をしてみてください。

楽しい時間で記憶を上書きしていってください。

過去の嫌な出来事を忘れることで、新たなステージへ進むことができます。

過去に背を向け、いまこの瞬間に集中することができます。

トラウマは自分でトラウマ認定してしまえば、死ぬまでその記憶を引きずり続けます。

ひよっこの私があまり偉そうなことは言えませんが
「過去に意味を与え、今をどう生きるか」

それが大切なんじゃないかなぁと思います。

これはあくまで個人的な考えです。
不快に思う方がいらっしゃいましたら、申し訳ないです。

決して押し付けるつもりはありませんので、気になさらないでくださいね…!



自分と他者を比較している

 人は弱っている時ほど、自分と他者を比較したがります。

しかも

  • 自分の劣っている部分

  • 他者の優れている部分

このふたつを比較してしまうのです。

それでは余計に落ち込むのは当たり前なのに、なぜか無意識に自爆的なことをやってしまうのですね。

気分が落ち込んでいるときに、なんとなくSNSを開いてしまっていませんか? 

友達のキラキラした写真が目に入ってきて、余計に気分が下がった。
うわ~、しんど。

 そんな経験ありませんか?

他には

彼氏彼女と別れたばっかで 寂しいときに、結婚して幸せそうな友達を羨んでしまう。 

最近太ってきた自分と、痩せている人の体を見比べてしまう。

シワがでてきた自分の顔と、若くてきれいな人の顔を比べてしまう。


え?何でわざわざそんなことするの?!と思うかもしれませんが、このような比較を多くの人が無意識にやってしまいがちなんです。

「自分にはなくて、他者が持っているもの」をわざわざ比較します。

それではよけいに惨めな気持ちになるのに、なぜかやってしまうんです。

 

「くそー!くやしい!」という気持ちをポジティブに働かせて、自分を動かす原動力にするなら意味があるでしょう。

しかし、大概の人は比べたあとに向上心を宿すのではなく

  •  よけいに落ち込む

  • 自分を責める

  • 嫉妬心を燃やす


この3つのどれか、もしくは3つすべてを選びます。

なので、自分と他者を比べて向上心を高めることができない人は、最初から比べない方がいいです。

なにもプラスになりません。

感情コンディションが乱れて、見た目も心も老けていくだけです。

自分は自分、他者は他者。

自分の人生は自分がいちばん楽しむもので、他者は関係ない。

このようにしっかり区別しましょう。

 
どうしても自分と他者を比較してしまうクセのある人は、その比較対象者の

  • 見えない努力

  • 見えない苦悩

を想像してみるようにしてください。

 
細身のスタイルをキープしているあの人は、あなたが家でまったりしている時間にジムで歯を食いしばりながら汗を流しているかもしれません。

食事制限も頑張っているかもしれません。

 

子供を連れて幸せそうに町を歩く親子。

お母さんが今までに何度も流産や死産を経験したかもしれないし、この子自体が死にかけた過去があるかもしれません。

 

ビジネスで成功を収めてfireした人。

一番楽しい20代、周りのみんなは遊んでいたけど、自分は毎日努力し挑戦を続けてきた。たくさん失敗もして精神的に病んだこともある。

ビジネスだけに集中して、それ以外は捨ててきたのだとしたら?

 

そういった、表から見るだけでは分からない苦悩があるかもしれないのです。

そういった事情も何も知らないくせに
「なんか羨ましいな」という理由だけで他者に嫉妬するのはどうなのでしょうか・・?


他者の「羨ましく見える」部分にだけ焦点を絞らないようにしましょう。

もっと優しい気持ちで他者を見るように意識すると、自然と自分と他者を比較することも減ってくるでしょう。



他責で考えがち

 ビジネスシーンでもよく使われる「自責と他責」という言葉を耳にしたことはありますか?

自責:自分の責任だと考える
他責:他者や環境のせいだと考える

前者は自分が思うようにいかなかった時に「原因は自分にある」と考えます。周りの人間や環境のせいにはせずに自分で解決策を考えます。

それに対し後者の他責は、自分が思うようにいかなかった時に「原因は他者や環境にある」と考えます。

他責思考で生きていると何か嫌なことが起こると、すぐに不満を言うようになります。

そしてあまり物事を深く考えません。
そうなると自己解決力も低くなるので、嫌な職場や環境から脱することができず、ストレスばかりが溜まっていきます。

自己成長や精神的負荷のことを考えると、やはり自責で物事を考えた方がいいでしょう。

 

仕事だけでなくプライベートにおいても、自責思考でいることで心への負荷を軽減できます。

なんでもいいのですが、例えば

①大切な人とケンカした
②体調がすぐれない

③金欠

これらも、原因をすべて自分に向ければ突破口が見えてきます。

 

①の人間関係は特に、自責で考えるべきでしょう。

前述しましたが「相手に期待した」ということが原因でトラブルに発展することがほとんどです。

 
もっとこうして欲しかった!
まさかそんな言い方するなんて!
信じられない!

これらは全て、期待していた相手に裏切られたときに出る言葉です。

 相手はあなたの思うように言葉を発したり、行動してはくれません。

なので関係の維持が難しいのは当然です。

特に男女はホルモンの種類や量が大きく違うため、行動や思考にも違いが生じやすいです。

寛容な心で接していくか、関係を断つか、この二択だけです。

「相手を変えてやる!」

と思って一緒にいても、お互いに消耗するだけです。

 

②の体調不良に関しても、自己解決していくものです。

稀に不調を理由にネガティブになる人がいますが、まずは元気になる努力からしましょう。

誰かのせいで不調になったわけではないのなら、これは自分の課題です。
他者は関係ありません。

何も手を打たないうちからネガティブになっても、仕方ありませんよね。

環境を変えるなり(転職)、生活習慣を見直すなり、病院で検査を受けるなり、できることはあるはずです。

 

③の金欠に関しても、同じです。

お金に困っているのなら、どうすればお金を増やせるか考えましょう。

転職するなり、副業するなり、起業するなり、お金持ちの人と結婚するなり、物価の安い国に引っ越すなり、方法はいくらでもあります。

お金がないお金がない、と嘆いていても状況は変わりません。

自分でどうにかするのです。

 

このように、不満やトラブルを自責で考えるようにすれば、突破口が見えてきます。

努力や労力が必要だったりしますが、それはそれで楽しんでください。

何も行動に移さないでモヤモヤし続けるより、全然いいと思います。

自分のチカラで課題をクリアしていくことで、自信もついてきますよ!


まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は「心に負荷をかけるパターン」についてお話していきました。

これ以外にもたくさんあるのですが、全てを書くと文字数がスゴイことになるので、またの機会にしようと思います。

偉そうに書かせてもらいましたが、今回紹介した5つのパターンは私自身が歩んできた道でもあります・・。

自分の固定概念で他者を判断していたし、皆から気に入られようと無理していた時期もありました。

そして過去の嫌な記憶を引きずっていたし、いつも誰かうらやんでいました。

極めつけは、他責思考で自分は何も努力をしない人間だったのです。


いま考えると、恐ろしいです(笑)

私の場合は心理学や自己啓発の本を読むようになり、自分の愚かさや未熟さを知ることとなりました。(27歳頃)

人間、誰だって過ちを犯します。
知らなかったことに対しては、対策も打てませんし。

今は心を入れ替え、別人のように賢くなったので結果オーライ!(笑)
そのように考えています。

みんなお互いさま、迷惑かけあってなんぼ!

とりあえず、今回伝えたかったことは
心に負荷をかけるパターンって決まってるから、なるべく気をつけた方がいいかもね!ということです。

参考にしてもいいし、しなくてもいいです!
私の価値観を押し付けたりはしないので、ご安心を!

ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございます(^^)
また明日執筆しますので、もしよかったら覗いてみてくださいね。

ではまた★



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