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認知症予防プログラム『コグニサイズ』

インターリハ開発部です。

今日も私たちの記事を読んでくださいまして、ありがとうございます。


みなさんは、
認知症予防プログラム『コグニサイズ』はご存知ですか?

『コグニサイズ』とは、
国立長寿医療研究センターが島田裕之先生の監修のもと開発した、
運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、
認知症予防を目的とした取り組みの総称を表した造語です。

国立長寿医療研究センターは、高齢者の心と体の自立を促進し、健康長寿社会の構築に貢献するため、人の尊厳や権利を重視し、病院と研究所が連携して高い倫理性に基づく良質な医療と研究を行う機関です。


 英語のcognition (認知) とexercise (運動) を組み合わせて、
『cognicise(コグニサイズ)』と言います。

cognition(認知)は、
脳に認知的な負担がかかるような各種の認知課題が該当します。

exercise(運動)は、各種の運動課題が該当します。

運動の種類によって、
コグニステップ、コグニダンス、コグニウォーキング、コグニバイクなど、
多様な類似語があります。
コグニサイズはこれらを含んだ総称としています。


認知症を患う人数は、今後大きく増えることが予想されます。

2012年に全国で462万人と推計された人数が、
2025年には700万人を超えるとされ、
わずか10年間で1.5倍に増加すると予想されています。

このような背景の中で、国立長寿医療研究センターでは、
これまで自治体等との連携の下で進めてきた研究から、
MCI(認知症ではないが正常とも言えない状態)の段階で、
運動と認知トレーニングを組み合わせた『コグニサイズ』の実施が、
認知機能の低下を抑制することを明らかにしました。

国立長寿医療研究センターは、
認知症になる方を少しでも減らすことを目指して『コグニサイズ』の普及をしています。

下記のリンクでは、『コグニサイズ』をより詳しく知ることができます。

ぜひ、ご覧になってください。




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