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車椅子での外出時に助けてくれた人たち


私は基本、他人は親切なものだと思ってる。

「他人は冷たい」なんて聞くけど、
たいていが、辛いことがあったり
疲れてるから余裕がなくなって
そうなっちゃうだけで
根っからの嫌なヤツなんて
いないんじゃないかな?

それはなんでかというと、昔こんな経験をしたから。


私の父は生前、車椅子ユーザーだった。

実際に車椅子を使ってみないと
不便さってわからないものだよね。

ちょっとした段差とか、でこぼこ道とか
20年前は今よりもたくさんあった。

信じられないかもしれないけど
駅でもエレベーターがなくて
担ぎ上げるしかない場合もあった。


でも、外出する時は
本当に親切な人が多かった。

車椅子で電車に乗る時って
女手では持ち上げるのが厳しい場面があるから
駅員さんに手伝ってもらうんたけど、
それを頼もうと駅員室や改札に行くまでに
たいていは誰かが声をかけてくれた。


たくさん助けてもらったよ。
とくに力持ちの男性。

サラッと助けてくれて
サラッと去っていく。

カッコよかったな。


この経験があるから、私は
「他人って基本的に親切なんだ」
と思ってる。


助けてくれたお兄さんたち、ありがとう。

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