#553 運動会とその存在
私の暮らしてる町の小学校では、本日運動会が行われました。今の小学校では、運動会は午前中で終わるそうです。
私が小学生のころには、運動会は10月に行われいて、まるまる一日。両親が豪華なお弁当を朝から作って、午前中には来校して演技を観戦し、お昼休みにブルーシートを引いて家族で昼食をとる。ほんの少し前の運動会とは様変わりしています。
中学生の運動会(体育祭?)では、未だ行進の練習などがあり、いわゆる軍隊的な指導の名残は色濃いものでした。当時からあまり好きではなかった運動会の練習は、今となっては「恐怖」さえ感じてしまいます。
『運動会・体育祭が《嫌い》な子どもたち…理由は「運動が苦手」だけじゃない!小中学生のリアルな気持ち』という記事を見つけました。
記事の中では運動が好きと答える小中学生が多い一方、運動会や体育祭など、行事としての「運動」が好きではない児童・生徒も少なくないようです。
そこには、「みんなで」頑張る、「クラスで」頑張るという、「個人よりも全体」という思想を美化する特性が未だ見え隠れするから。
運動会も学校からなくなる日が、そんなに遠くない未来にはきそうな予感がします。
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