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平和堂 2023年度第3四半期(2023/08/21-2023/11/20)報告書のAIサマリー

対象の決算書類(2024/01/04開示)

四半期報告書-第67期第3四半期(2023/08/21-2023/11/20)
https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100SJUJ.pdf?sv=2020-08-04&st=2024-01-07T11%3A34%3A19Z&se=2034-01-04T15%3A00%3A00Z&sr=b&sp=rl&sig=gHB%2B6gyzp9Nsk0vDhQRTZ%2BZYyYe%2FwA4tAB5pYRDzArE%3D

全体のサマリー

会社全体としては増収増益の傾向にあり、特に営業収益と営業利益の伸びが目立っています。セグメント別では、小売事業が主要な収益源であることが明らかですが、小売周辺事業やその他事業も重要な役割を果たしています。特に、その他事業では顕著な成長が見られました。

売上・利益の全体推移

報告書によると、第67期第3四半期連結累計期間(2023年2月21日から2023年11月20日)の業績は以下のようになりました。

  • 営業収益: 3124億98百万円(前年同期比2.2%増)

  • 営業利益: 82億75百万円(前年同期比18.4%増)

  • 経常利益: 91億21百万円(前年同期比14.2%増)

  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 54億円(前年同期比12.8%増)

セグメント別の動向

  1. 小売事業:

    • 「株式会社平和堂」は食品の堅調な販売と外出需要の回復により衣料品の販売、旅行代理店収入、テナント不動産賃貸収入が増加。

    • 「株式会社エール」は前期の改装による一時費用の反動と改装効果で増収増益。

    • 「株式会社丸善」は前期の不採算店舗の閉店により減収だが赤字幅の改善。

    • 「株式会社ダイレクト・ショップ」は不採算のレンタル事業の縮小により減収だが赤字幅の改善。

    • 「平和堂(中国)有限公司」は店舗閉鎖による営業縮小があり減収だが、不採算店舗の販売管理費削減で増益。

    • 小売事業の連結営業収益は2956億37百万円(前年同期比1.8%増)、連結経常利益は84億63百万円(前年同期比3.5%増)。

  2. 小売周辺事業:

    • 「株式会社ベストーネ」(惣菜・米飯および生鮮品の製造加工)は増収だが、原価高騰と新デリカセンター稼働の費用増で減益。

    • 「株式会社ナショナルメンテナンス」(ビル管理)は清掃関連作業・警備保安業務の減少にもかかわらず、不採算物件の見直しにより減収増益。

    • 小売周辺事業の連結営業収益は48億18百万円(前年同期比0.6%増)、連結経常利益は6億5百万円(前年同期比17.8%減)。

  3. その他事業:

    • 「株式会社ファイブスター」と「株式会社シー・オー・エム」(外食事業)は、客数増加と生産性改善により増収・黒字転換、増収増益。

    • その他事業の連結営業収益は120億42百万円(前年同期比15.5%増)、連結経常利益は6億20百万円(前年同期比187.3%増)。

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