できることをやるだけ

今こんなご時世で、本当に生きることが困難。
ライブはもちろんなくなって、レッスンもほぼ中止。
それでもなんとかやっていくしかないし、できることをやりまくるしかないと思いながら、日々頑張っています。
世界の至る所でコロナが蔓延し、感染して、亡くなってしまった方もいて、
今もなお苦しんでいる人がいる。
医療従事者や仕事をせざるを得ない人たち、緊迫した状況に常に向き合いながら生きている人がいる。
お子さんがいたり介護をしながら生きている人がいる。
いろんな形の苦しみやしんどさがずっとどこかしこに染み付いている。
だけど、私はそれらに染まらないように、飲まれないように、
こんな困難な状況でも、自分のできることをただひたすらやるしかない。
そう思って生きている。

コロナが流行して初めて、と言っては過言かもしれないけれど、
私はやっと、「自分は音楽で生計を立てているんだ」と身をもって実感した。
レッスンをして、ライブをして、それで生活をしていたんだ、と。
この感覚は当たり前のようで、私にとってはそうでなかった。
昔はバイトもしていたし、いつも不安に駆られて生きていた。
だけど、今はいろんな人に支えてもらいながらではあるけれど、
ちゃんと音楽で生活をしている。

私にとって歌うことは「娯楽」でも「趣味」でもなく、
生きる「術」であり、「仕事」だ。今ならちゃんとそう言える。
歌うことは私にとって「不要不急」ではない。
他にバイトをするとか、そういう問題でもない。
この「歌う」ということで、何か形を見出していかないといけないと思った。

なので、最近はとにかく動画をあげている。（このnoteもその一つ。）
もちろん家でできること、極力1人でできることを優先しながらだが、
歌唱動画も少しずつあげていこうと思い、動画を撮りました。
このnoteの一番下に貼っておきます。見たい人だけ見てね。

今回は、自粛で閉店中の飲食店『スペインバルSamaSama木屋町店』様のご好意で場所をお借りして、最小限の人数で、換気を行いながら感染、感染拡大に気をつけて撮影しました。
これは娯楽ではなく、仕事なのです。みんなで今助け合って、私ができることがこのような行為なのです。

誰かを責める言葉を吐いてしまうのも仕方ない。怒りがあるのももちろん。だけど、それらは誰かを攻撃したり傷つけないものの方がいいなと思う。
ただ、みんな不安で、怖くて、余裕がないからそういう言葉を発してしまうだけなのだとも思う。
だから、あなたは他の人からの感情を全力で受け取ってしまわないで。
いろんな感情があるのを理解して、自分はそこに入り込まないで。
こんな時に音楽なんて要らない！と言う人もいるだろう。
だから、必要な人だけ受け取って欲しい。
勝手に情報が飛び込んでくる！お前の音楽なんて聴きたくないのに！という人にはごめん。
なんで今「丸の内のカバーやねん！」のツッコミもわかる！
ちゃんと歌えそうなんがこの辺やってん！笑
またちょこちょこあげていくので、よかったら見てください。
そして、いいね、チャンネル登録もお願いします。

場所提供：SPAIN BAL SamaSama 木屋町店
〒604-8017 京都府京都市中京区材木町182-1木屋町不動ビル1F
℡075-251-8015
【通常営業時間】
（月〜木）　　　17:00〜翌2:00
（金、祝前日）　17:00〜翌3:00
（土）　　　　　16:00〜翌3:00
（日、祝日）　　16:00〜翌2:00