面白そう、から始まった。

Q 彼の一番最初の印象は？

A 忘れられるはずもありません。
「(人間として)面白そうだから、会ってみます」

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去年12月の頭くらいかな。
システムで1件紹介があったの。
私のとこの結婚相談所は、紹介が3パターンあって
①担当カウンセラーからの「この人どう？」という紹介
②相手(男性側)のカウンセラーが私を紹介して、男性側が「会いたい」と希望してきた
③システムから私が男性を探して「会いたい」希望を出す

この時の紹介は②
この場合、私が会いたいと希望を出したらマッチング成功で、所謂「お見合い」の場に駒を進められるわけ。
実の所、即決で「会いたい」とは思わなかった。
年齢は私より9歳も上で、
年収も私の半分程度。
ただ、即決で「ごめなさい」とも言えなかった。。。
理由は、彼の職業だった。

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同じタイミングで、
担当カウンセラーさんとの定期面談が入って
私はその時に、
あるお願いを担当カウンセラーさんに話したの。
お相手の年齢はある程度仕方がないものだと悟りを開いてきてた頃で
けど、
「どうしても、年収の欄を見てしまう」
私より歳上なのに、
私より年収が下はどうしても気になってしまう。
同等、もしくは上に絞ってもいいか、と。

私の譲れない条件に「一旦今の仕事は辞める」
というのがあって
長くないであろうその間は、専業主婦になるので
その期間養えるかをどうしても考えちゃったんだよね。

その話をしている時、頭をよぎったのが
「会うOR会わない」の回答を保留にしていた彼。

「あ、けど、紹介の欄にいる方とは会おうと思ってますよ。」
咄嗟に出た言葉。
年収条件を上げたら、彼はターゲット外になる。
けど。
「職業：農家って、そう簡単に出会えないと思うんです。面白そうだなって。」

回答期限1日前
口に出したら、悩んでいたのがバカらしくなった。