第4回シビックテックによる市民協働まちづくり講座
11月28日(日)沖縄県宜野湾市主催のオンライン講座「シビックテックによる市民協働まちづくり講座」の第4回講座が開催されました。
第4回目のテーマは、「アイデア創出/コンセプトメイキング」です。
課題に対するアイデアを出し、その核となるコンセプトを創造する方法を学び、チームで実践するという内容です。
【第4回講座のアジェンダ】
・発表:各チームから「取り組む課題」の共有
・講義:発散的発想法の説明
・グループワーク:ブレインストーミング/ライティングの実施
・講義:収束的発想法とコンセプトメイキングの説明
・グループワーク:収束的発想法とコンセプトメイキングの実習
まずは、前回宿題になっていた、今後取り組んでいく課題について各チームから報告がありました。まだ一つに絞れていないチームもありましたので、全てのチーム課題が出揃いましたら、改めてご紹介したいと思います。
後半では、課題を実現化するためのアイデア出しに有効な考え方「発散的発想法」についてご説明しました。お馴染みのブレインストーミングやブレインライティングという手法を活用して、質より量のアイデアを出すことが大事です。
説明の後は、チームに分かれてブレインストーミングやブレインライティングを実施する予定でしたが、まだ課題が定まっていないチームは課題決めのディスカッションを行うなど、チームの進捗度に合わせたグループワークの時間となりました。
休憩を挟んだ後半では、ブレインストーミングやブレインライティングで出てきたアイデアに具体的なラベル付けを行なう「収束的発想法」、それらのラベルから企画の核となる概念を考える「コンセプトメイキング」についてご説明しました。なるべく沢山情報収集をして課題に対する知識を深め、しっかりとしたコンセプトを立てることで、良い企画が生まれてきます。時間のかかる作業ではありますが、コンセプトメイキングは一番の要となりますので、チームでディスカッションを重ねながら進めていただきたいと考えています。
さて、いかがだったでしょうか。企画というものがひらめきや思いつきではなく、情報を大量にインプットした上で練られているものだということを知っていただく機会になったのではないかと思います。今後、各自が課題に関してなるべく多様な文献や意見に触れた上で、どのような企画が挙げられてくるか楽しみです。
次回12/11(土)の講座では、リアルとオンラインを組み合わせたやり方で実施する予定です。参加者は、会場に集まって受講者と交流したり、講師や運営サポートに直接質問することも可能となります。会場の様子もお届けできたらと思っております。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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