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第6回シビックテックによる市民協働まちづくり講座

12月19日(日)沖縄県宜野湾市主催のオンライン講座「シビックテックによる市民協働まちづくり講座」の第6回講座が開催されました。

第6回目のテーマは、「プレゼン資料作成」です。
2月のプレゼン発表に向けてプレゼンテーションとは何か?に始まり、プレゼンを上手く進めるための構成や伝え方などについても学びます。グループワークでは、実際にプレゼン資料を作成しながら企画の精緻化を行うことを予定していますが、各グループの進捗度に合わせて企画概要・詳細を詰めるなど、作業を進めていただきました。

【第6回講座のアジェンダ】
・講義:プレゼンテーションとは、プレゼン資料の構成、ノーコードツールの紹介
・グループワーク:各グループの進捗度に合わせてディスカッション
・共有:各グループの進捗具合と今後の作業について

今回の講義ではプレゼンテーション資料に盛り込むべき内容やポイントを学びます。シビックテックの活動をしていると分厚い企画書を作る機会はあまりありませんが、イベントでの活動紹介や仲間を募集するとき、外部からの支援を受けたいときなどプレゼンをする機会が多い印象です。普段から自分たちの活動の資料をまとめておくと、状況に応じて印刷して配布することもでき便利です。

<プレゼン資料の構成>
1.表紙
2.取り組むべき課題の提示
3.結論(企画内容)
4.情報収集を基盤にした現状や課題
5.それから得られる分析
6.あるべき姿の説明
7.コンセプトの提示
8.コンセプトから導かれた企画概要
9.企画詳細
10.まとめ

こちらが一般的なプレゼン資料の流れになります。
この中で一番大事なのが7番の「コンセプトの提示」になります。
以前の説明でもありましたが木で例えると、コンセプトが木の幹で、企画は木の枝葉に相当しますので、企画がだめでもコンセプトがしっかりしていると、違う確度から企画を再検討することもできます。

その後、企画を実現するためのツールの一つとして、プログラミングなしでアプリを作れる「ノーコードツール」について簡単にご説明しました。
講座では、スプレッドシートを取り込むだけで簡単なアプリが作れる無料ツール「Glide」をお見せしましたが、その他にも様々なツールがあります。

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現時点では、アプリを作って課題を解決するというグループが多かったのですが、アプリ制作会社に依頼するのではなく、自分たちで手を動かして作ることができればより実現可能性が高まりますね。

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テクノロジーの進化により、ICTの専門知識を持たずともアプリを作れる時代になっています。このようなツールを上手に活用し、身近な課題を自分たちで解決するDIY市民が増えて欲しいと思い、ご紹介させていただきました。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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