第5回シビックテックによる市民協働まちづくり講座
12月11日(土)沖縄県宜野湾市主催のオンライン講座「シビックテックによる市民協働まちづくり講座」の第5回講座が開催されました。今回は、リアルとオンラインでのハイブリッド開催のため、会場である宜野湾市役所に足を運んだ参加者はグループメンバーと初めて顔を合わせる機会となりました。
第5回目のテーマは、「企画概要と企画詳細作成」です。
コンセプトを元にした企画を作成します。企画をより精緻化(持続可能なモデルを念頭に)する方法を学び、チームで実践します。
<当日の流れ>
・発表:複数チームからコンセプトの発表
・講義:企画概要の作成などについての説明
・グループワーク:グループ実習 ※進捗度に合わせて実施
・講義:シビックテックにおける資金調達
・グループワーク:グループ実習
コンセプトは、企画を作成する上で大事な要素となっています。
前回の講座でコンセプトを創造する方法を学び、参加者は講座外の時間にミーティングをするなどして意見を固めていただきました。
講義の最初には、コンセプトが決まったグループから簡単なスライドとともに発表がおこなわれました。発表に対して講師・福島からは、「作りたいものを想像しながらコンセプトを作るのではなく、大事にしたいことは何だろうと(コンセプトを)考えてアイデアの検討を進めてほしい」、「真のコンセプトは別にあるのではないか?」などのフィードバックがありました。
コンセプトが決まったら、下記のような流れでさらにリサーチを進め、具体的な企画を考えていきます。講座では、詳しい説明をおこないました。
・情報収集
・企画概要の作成:グループワークでは、配布されたシートを埋めることで漏れがないように企画を検討します。
・企画詳細作成
後半の講義では、持続可能なシビックテック活動をするために知っておきたい「シビックテックにおける資金の考え方」の説明をしました。
実際に活動を続けていくためには、様々なお金が必要になります。福島が代表理事を務める一般社団法人 Code for Kanazawaなどの例をもとに、資金調達の手段をお伝えしました。補助金やクラウドファンディングなどの手段を知ることで、企画概要の予算部分の検討や参加者の普段の活動に活かしていただけたらと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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