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The Beginning of 2023

Happy Holidays! 皆さん1年の始まりを楽しんでいますか?
ボクは1月2日早々にボク以外の家族全員を締め出すという失敗に慄き、既に家に居づらくなり、今日も店の中で文章を書いています。
というのも新年会をお店の中でしていたんですけど、1日気持ち良く美味しいお酒を半ば記憶を多少失いながら当日中に帰宅いたしました。18時くらいまでは店の中で、その後仲の良いお店に顔を出し、3軒くらいハシゴして、最後はなんか隣に座った女性に話しかけていたところまではうっすら記憶に残っています。千鳥足で帰宅して家の鍵を探し出し、開けて、ソファに倒れ込んでいました。ボクの中のストーリーはこれだけです。朝になって昨日のお酒のちょっと残った感じの痛みとともに、カバンの中から携帯を探し出しました。その履歴に青ざめます。酔いも半ば覚めました。携帯の履歴に娘の着信、妻の着信がありました。あれ?あっ、20時から映画「アバター」を3人で観に行くって言ってよな。0時に着信?なんで?
「もしかしてだけど、もしかしてだけど」とどぶろっくの歌がボクの痛い頭の中をリピートしました。そう、家のドアロックしちゃってたんですよ。家族を締め出し、15分間寒空の中でパパ酔っ払って寝ちゃってる、どうしよう、家の中に入れない。家の電話をかけ、ドアフォンを鬼鳴らし、携帯電話も家の中から鳴ってる。もうApple Watchに電気ショックを与える機能を付けたい!って思ったことでしょう。本当に申し訳ありませんでした、家族。
パパの威厳が2023年いきなりゼロスタートです。謝罪行脚な1年をスタートさせました。この失敗を繰り返さない。反省し続けることをSNSにて発表することで禊とさせていただきます。

まっ、そもそもあんまり威厳のない父親なのですが、家の中でもそんな感じです。

今年もなめらかな社会を作るために邁進するのですが、去年から取り掛かっている服部メガネビルの改装を完成させるのが目標の一つです。もともと雨漏りが酷かったんです。どこからともなく水が出てきて壁紙を湿らせていました。雨漏り対策を去年施し、問題点がどこにあるか見つけ出し、そこを修復しました。住居部分だった3階をスケルトンにして、4階にスタジオを作っています。

イプシロンベイスの基本理念として「No one will be left behind」な社会の形成を掲げています。その取り組みの一つとして「Diversity and Inclusion」を広める活動に積極的に行動しようとしています。何も眼鏡屋がそんなことせんでもって多くの方は思われるかもしれませんが、世界中の人が少しでもこの問題についてちょっとでも行動に移すことで、この先コドモたちが生きやすい世の中になるんじゃなかなーって日々考えています。WHOの発表では30万人のヒトが戦争で亡くなり、50万人のヒトが殺人で殺され、その足した人数の80万人のヒトが自殺しています。そんな中、もしかしたら場所を作ることでちょっとでも減らせるかも、声掛けをすることで踏みとどまれる生命ってあるかもって考えたら、リアルな場所作りってめちゃくちゃ大切なんじゃないかなって。

新しい場所を作ることで新しい問題を抱え込むかもしれません。ボク自身を削る結果になるかもしれません。できるだけ多くのヒトにシェアしたいとは思っています。が、全ジャンルの人に対して開くためには資金がもちろん足りません。なんで俺にシェアしてくれへんねんって言われるかもしれません。そう無理です。ごめんなさい。

イプシロンベイスのロゴにある針はレコード針とレコードプレイヤーです。ボクの設定させてもらった分野は音楽です。音楽にまつわる貢献をしたいと思っています。こうやって宣言することでボク自身が音楽に色々救われてきた人生に恩返しできればと思っています。服部メガネ自体でも音楽についての取り組みはずっとやってきました。なのでそう突飛なことを始めようとしているわけではありません。

4階に新たな居場所づくりを始めようとしています。機材とかは多分ゆっくりと集めてます。いろんな景色が観れると期待しています。

運営に関しては最初は至らない部分あるかもしれません。なめらかな社会を理想として最初は「誰がトイレ掃除すんねん」って議題かもしれません。その一つ一つをクリアしながら自治を重んじて理想郷を作っていきたいと思っています。

本業である服部メガネですが、3年間苦戦しています。よくよく考えてみてみれば2019年に社長交代を発表してから社長としての4年間ずっと苦戦しているかもしれません。しかしながらそれはボクが22歳の時からある意味想像していました。なので想像通りかもしれません。ハードワークでしか良くなりません。そもそものそもそもを考えるボクの旅はまだ続きます。手腕を問われるとしたらもうゲームオーバーかもしれませんが、負けを認めるまでは負けてないという精神で頑張っていきたいです。

イプシロンベイスも新しい取り組みを始めます。カレーパン屋ではありません。1999年に創業したイプシロンのブランディングを「リ」します。ナチュラルボーン壊し屋が初めて作るかもしれません。また壊すかもしれません。

常に前しか向いてないので2023年も前だけしっかり見て進んでいきたいです。自分ごとばっか書いて申し訳ありません。もうすでに周りは薄々気づいてるかもしれませんがボクはまだ「自分」が楽しいです。しかしそれは自分の保身ではなく、少なくとも未来への架け橋になるべく「自分」を楽しんで行きたいです。いや、まだまだ生きたいです。

※本当に家族の皆様、パパは最高に反省しています。申し訳ありませんでした。


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