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創業35周年記念ラーメン「極 からか麺」を食べる前に知っておきたい、「一風堂からか麺」の歴史

皆さんこんにちは。

創業35周年にあたる10月16日より、一風堂は全国125店舗で「極(きわみ)からか麺」を発売させていただくことになりました。

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一風堂には「白丸元味」「赤丸新味」という2枚看板がありますが、第3のラーメンとして根強い人気を誇るのが、スパイシーな肉味噌をトッピングした「一風堂 からか麺」です。実はこのからか麺、大名本店で初登場したのが1989年で、白丸や赤丸よりも長い歴史を持つ、一風堂にとっても大切な一杯。今回、当時のレシピを復活させながらもさらに磨きをかけ、より辛く、より旨く、より楽しんでいただける一杯として「極 からか麺」へとリニューアルします。
ということで、10月16日までもう少し時間があるので、今回はこの「一風堂 からか麺」の歴史について振り返ってみることにしました。

1989年、大名本店で初登場! 

最初に登場したのは、1号店の一風堂 大名本店(福岡)で、創業5年目にあたる1989年のこと。常連のお客様のリクエストで登場したそうです。自家製のラー油と肉味噌をじっくり厨房で煮込んで豚骨ラーメンにトッピングする、というスタイルは当時から。店内ですべて手作りしていたようで、辛みを引き立たせるために鷹の爪をトップにのせていたとのこと。当時のメニュー写真は残っていませんが、ハマる人はこれしか頼まないというくらいリピートの多い人気メニューとなりました。ちなみに白丸・赤丸の誕生が1995年なので、実はそれよりも長い歴史があることになります。

2002年、名古屋・本町通り店に登場!

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初めて大名本店以外で提供されるようになったのが、2002年のできごと。一風堂の名古屋1号店である「本町通り店(現・名古屋本店)」の開業時に、目玉商品として導入しました。 台湾ラーメンなど辛い食べ物への感度が高い名古屋の方々独特の味覚にどこまで訴えられるか、というチャレンジでした。この当時のからか麺は、一風堂が3度目の優勝を果たした『TVチャンピオン ラーメン職人選手権』の予選で満点をいただいたラーメンが原点。味噌の配合や辛みの具合に改良を加えたこの味は名古屋でも受け入れられ、本町通り店は連日行列ができるほどの大賑わいとなりました。

2007年、全国のレギュラーメニューに昇格!

一風堂からか麺 斜俯瞰

そんな「一風堂からか麺」が全国デビューを果たしたのが2007年。「白丸元味」「赤丸新味」のリニューアルと同時に、全店共通のレギュラーメニューへ昇格することになりました。全国展開ということでさらなる味のブラッシュアップを図り、肉味噌はカシューナッツ入り、麺は縮れの細麺と、大きくブラッシュアップ。さらに当初は別皿でのり、チャーシュー、俵ごはんも提供され、スパイシーなスープに浸した海苔でご飯を巻いて食べていただくという提案も。ちなみに辛さを選べるようになったのもこの時からで、普通~3辛~8辛~特辛~超特辛と、好みに合わせて食べていただけるようになりました。

2016年、“シビレ”をテーマに一新!

一風堂からか麺2016(真俯瞰)

現在の「一風堂からか麺」になったのは2016年。この時のリニューアルのテーマは“シビレ”。山椒などのスパイスの効かせ方や、豆板醤や甜麺醤の配合を変更し、単に辛いだけでなく、その奥に上品な深みを感じる味わいを実現しました。また、麺の太さも従来の極細麺から中太麺に変更し、モチモチした麺の食感を楽しめる一杯になりました。ちなみにこちらは「極 からか麺」の登場とともに終了となりますので、ぜひあと数日の間に“食べ納め”をしていただき、新旧の味の変化まで楽しんでいただけると幸いです。

いよいよ、「極 からか麺」は10月16日から!

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ということで、いかがでしたでしょうか「一風堂 からか麺」の歴史。ここでご紹介したタイミング以外でも、少しずつマイナーチェンジを繰り返していますが、その最新系「極 からか麺」がいよいよ35周年を迎える10月16日に登場します! こちらについては詳細をまた改めてご紹介できればと思います。

創業35年と聞くとそれなりの長さにも感じますが、人間で言えばまだまだこれからの年齢とも言えます。変に大人しくなったり落ち着いたりするのではなく、まだまだラーメン業界に“刺激”を与え続ける存在でありたい。そんなメッセージも込めて、この“刺激的”なラーメンをご準備させていただきました。ぜひぜひご期待ください!

全国125店舗でご提供します。詳しくはこちらから☟



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