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2023初投稿は近況報告〜noteさんに操られて〜

気づけば1月が終わりですね。昨年は『整理』の年でした。コロナも挟み、販売先も状況も変わっているのに何となくそのままになっていた人員配置や優先順位。日々の引っかかりを思い切って整えた。おかげで停滞していた物が動き出し金銭的にも効率的にも回転が良くなって来ました。そうなると不思議と新たなパーツが舞い込んで、今後の道筋が朧げに見えて来た。でもまだスタートの糸口がつかめそうで掴めない。モヤモヤが上手く言葉にならなくて投稿出来ずにいました。

ウジウジしていたらnoteから『31日までに投稿すると8ヶ月連続投稿です!』と催促…もとい、励ましメッセージが来ました。

よく分かってらっしゃる。

ひとまず現状整理をしてみる事にします。私達夫婦が経営するのは弁当製造販売業。『ごはん屋いっぽ』の業務は大まかに以下の4つ。

①弁当卸し
②弁当予約配達
③小規模社食運営
④直営無人販売

①自然と増える卸し先

地元豊橋の取引先から始まり、紹介の連鎖で卸し先の範囲は徐々に広がり現在メインは名古屋。週2回弁当を卸していた愛知県庁内の売店。そこでうちの弁当を見た方から連絡を頂きました。なんと名古屋市内の施設で売店を複数運営する会社の社長さん。お話しをさせて頂いた結果新たな納品先が決まりました。 

中村区役所
名古屋国税局
名古屋高等検察庁

何か圧が凄いな…。
豊橋市内の配達先も公共施設や学校、幼稚園が多いのがうちの特徴。あまり特徴的なカラーを出さず、『ごく普通』の商品が公共性の高い場所では重宝されるのかもしれません。

前日、現場に下見に行った夫。速攻、警備員さんに話しかけられたらしい。

『弁当の納品の下見です。場所分かるんで大丈夫です!って言ったのに裏口行くのにも、ずっと着いて来てくれた。』

めっちゃ警戒されてる…。夫曰く

『やっぱり?でも裏までついて来ちゃったら正面ガラ空きだよねぇ♪』

その思考回路が不審者感を出すのでは?警備員さんの勘はあながち間違ってないと思う妻です。まぁ作ってる人が怪しくても商品に安心感があれば問題無い、はず。

それは良いとして、配送の人件費を考えるともう少し売り上げが必要。とはいえ現状豊橋での仕事を回しながら名古屋の納品先を増やすのは限界がある。今後、豊橋の商圏と名古屋の商圏どちらに重心を置いていくかも考えていく必要があると思います。

②いい意味でマンネリ化する配達予約

現在、メイン業務である豊橋市内の予約配達。ほとんどがリピーターの会社や学校などです。お互いにやり取りがルーティン化しているため予約もお渡しもスムーズ。職場利用の場合必要とされているのは『仕事の一環として必要なパーツ』としての弁当。個人的な楽しみとしての食事とは意味合いが違う。なのでお客さんは味や質はもちろん大事だけど、『仕事の邪魔にならない事。面倒臭く無い事。』を重視している。結果、毎回同じ店に頼む。回数を重ねる程お互い楽になりますからマンネリ化も歓迎です。

③最初だけって言われて2年経った社員食堂

『初めてでどうなるか分からないから』と取り敢えず暇してた妻(私)が初代食堂のおばちゃんに任命されて早2年。特に大きな問題も無くある程度、型も決まって安定しています。食数も約30食で決まっているし、ケータリングスタイルなので調理も無い。そろそろ私じゃなくても出来るよね。専任スタッフ入れたいなぁ。というのも、他にやりたい事があるのです。

④無人販売所で家庭内分社

無人販売所もオープンから1年。微調整しながら何となく形が見えて来た中、新たな展開。

『仕入れ先で知り合った八百屋さんが野菜を置きたいって。うちで使う野菜も届けて貰えるから一石二鳥!』

なるほど。スーパーは販売する食材の余剰を使って安価に惣菜を作るけど、いっぽは逆に弁当用の食材の余剰を安く売るという事か。

無人販売所、まだ色々活用方法がありそう。

実は最近、夫婦の間で分社化案というのが議題にあがっています。ここまでに書いた通り、ごはん屋いっぽの業務は細々、微妙に違う作業や販売手法が混ざっている。それによってリスクの分散が出来ていたわけです。でも多岐に渡る業務を夫が1人でやって来た結果、全てが夫起点になり誰も全貌が分からない。ワンマンにありがちですが夫が倒れたら完全に終わり。それじゃあリスク分散の意味が無い。

そこで、先ずは比較的単純な仕組みで自由度も高い無人販売所の経営を夫から切り離すのはどうか。それを妻である私に譲渡。形式上ではあるけれど私が起業という形をとる。最悪、夫に何かあっても最低限の生活基盤を確保する。

まだザックリした構想だけど、そう出来たら今よりは安心かなぁ。それを進めるにはまず社食を誰かに渡さなきゃいけない。まだまだ先は長い。



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