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「不登校」より「形だけ登校」が心配

こちらの記事も気がかりだ。

そんな5人に1人が不登校・不登校傾向?と思った人も多いのではないだろうか?

私が大学で学びながら今後の活動を考えていく中で、現在不登校である子を学校に行けるようにサポートすることも1つではあるが、それだけでは解決できない問題を感じていた。

学校に行けるようになることがゴールではない。このニュースにも上がっている「形だけ登校」している子どもたちの存在が気がかりだ。

不登校になった場合は先生も気にかけて下さったり、スクールカウンセラーなどの支援も受けたりしている。

しかし、「形だけ登校」の子は不登校とは認識されず、先生方も親も気付いていないことは多い。つまり、なんのサポートを受けていない。

息子の不登校を経験して今なら言える。
「あの時、学校に行けない、行きたくないと言ってくれてよかった」と。私が息子の思いに気付くことができたから。

「形だけ登校」している子どもたちの中には、学校に行きたくないけど「行かなければならない」という思いが強すぎる子、親にも「行けない」と言えない子など自分だけで苦しさを抱え込んでいる子も多い。周りはこの子の苦しみに気付いていないことも少なくない。

不登校になり、学校には行けていないけど、家や他の場所では生き生きと夢に向かって前を向いている子もいる。一方で、学校には行って教室で授業は受けているものの、心ここに在らずでただただそこにいるだけの子もいる。

学校に行っている、行っていないだけでは判断できない問題があるのではないだろうか?

実際にこのニュースにも

『現在の幸せ度合いについて聞いた問いでは、「幸せである」との回答が通常登校では73.4%だったのに対し、形だけ登校では39.6%と、自身の幸福度にも直結する問題であることがうかがえる。

 一方、全体の1.7%(およそ5万人)のオンライン登校する生徒については、幸福度は通常登校と同程度となり、未解明ではあるものの、オンラインで授業を受けることによる子供の気持ちの変化のヒントともなりそうな結果となった。』

とあるように子どもたちの幸福度は登校スタイルではなく、心の状態に左右されていることは明らか。

周囲が気付きにくいこういった子どもたちにいかにしてアプローチしていくかを考えたとき、できることは親子間のコミュニケーションの改善も一つとなるだろう。

ん?うちの子、学校には行ってるけど覇気がない…と思われる方はちょっと気にかけてあげてほしい。

学校の先生やスクールカウンセラーに相談されるのも1つだし、まだそこまでは…と思うけど、ちょっと気がかりで誰かに聞いてもらいたいと思われる方は私の公式LINEにご連絡頂ければ個別で対応させていただきます。

不登校経験のあるママ友くらいお気軽にメッセージいただけたらと思います。

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