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「手が離れたら」っていつよ!!

子ども達がまだ0歳、2歳とか1歳、3歳とか2人とも幼稚園にも行かずに家で見ている期間、それはそれは忙しかった。しかし、この期間、私は一番洋裁を楽しんだ時期かもしれない。赤ちゃんの肌着からオーバーオール、マザーズバッグなどミシンで作れそうなものはあれこれ縫いまくっていた。誰に頼まれたわけでもないし、むしろ買ったほうが安いのに…でもそれは私が楽しかったから。子どもたちを寝かしつけて夜な夜なミシンに向かう時間が好きだった。

子ども達の手が離れたらあれしたい、これしたい!というのはよく聞く。私もそう思ったことはある。でも手が離れるのっていつ?と思うと、本当にやりたいことに対してはそれまで待ち切れず、何とかして時間を見つけてやってきた。テニススクールに行きたければ、子ども達巻き込んで行ってたし、料理教室行きたければ子どもたちを預けて行っていた。

あぁ「手が離れたら」なんて一見いいお母さんっぽい言い訳だなって。
「手が離れたら」って言ってる人で本当に手が離れてから急にやりたいことに熱中してる人に私は会ったことがない。本当にやりたいことがある人はどんなに忙しくてもスタートを切っていた。

今回私が2回目の大学生になったこともそう。入学決めたのは我が子が中学3年、高校2年の時だった。今春2人とも高校生になっている。そんな大学受験生もいて、これからお金のかかるときに何してる?なんて思われるかもしれない。実際、その話をしたときに「子どもたちが手が離れたら私も大学行って学び直したい」っていう友人が2人いた。

でも私の中で本当に踏み出す日は来るのかなと思っている。子どもたちが社会人になったり、結婚したらしたで「孫のお世話しないといけないから」などなどまたいくらでも言い訳なんて出てくるから。私はそんな大人を見てきたから。

やりたい!!と思ったときが吉日で、私の心理学の勉強も子ども達が手が離れたら(そもそもこの手が離れたらの定義が分からない)なんて言ってもその時には心理学に対する興味が薄れているかもしれない。それならそれでもいいが、今のこの学びたい欲を満たしてあげるからこそ、その勉強に対する熱意で成長することができる。

子ども達にも同じことが言えると思う。何か熱中していることがあるにもかかわらず「もうそんなことばかりしてないで○○しなくていいの」ってすごくもったいない声掛けだなって。

今回の春休み、娘が熱中していることがあって、課題を全くやっていなかった。もうアッパレ!!「もう提出免除してもらえないか聞いておいで」っていう親は私くらいか(笑)

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