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40代後半、挑戦は始まったばかり

今、私は大学で心理学を学んでいる。通信教育部なので普段は一人で教科書で勉強し、レポートを書き、それが合格したら試験を受けて合格したら単位を取得できるというシステム。教科によってはスクーリングといって講義を受ける形のものもある。去年、私が入学した時はコロナの影響で全てがオンライン、もしくは郵送での対応だった。だから入学に踏み切れたというところもある。

なぜなら、さすがに仕事しながら、母しながら、毎日大学に通って何時間も講義を受けるのなんて到底無理。どう頑張ったって大学に入学する選択肢は上がってこなかっただろう。

でも通信制なら働きながらでも、子育てしながらでもやれるんじゃない?と勢いで入学。それが今年になって一部教科はオンラインスクーリングを元の対面スクーリングに戻しますというお知らせが!!
エッ?!確かにオンラインはコロナによる応急措置だとは聞いてたけど、もう一部は対面に戻るの?私、対面に戻るまでに卒業する気だったんですけど…こんなことになって卒業できるのか?通える?だって福岡から千葉までよ。

初めての対面スクーリングは今年のGWだった。スクーリングは3日間だが、前泊も必要だし、最終日に帰るのも厳しくもう1泊。つまり4泊5日。仕事も休み、家事も放棄して主婦が家をあけるということ。数年前の私なら絶対にできなかった。でもそれだけの理由で大学を辞めるなんてしたくない。家族に話した。「スクーリングのために5日間行かせてほしい」ダメとは言われないとは思っていたけど、どんな顔されるかななんてちょっと思ったりもした。でも嫌な顔一つされることなく「どうぞ」とあっさり。

私が家をあけるとなると家事が増えるだけじゃない。交通費に宿泊、その間の食事代、そしてスクーリング代と半端ない出費も増える。にも関わらず、こうして快く送り出してもらい、学ばせてもらえることに本当に感謝している。

また、今週も対面スクーリングのため、5日間家をあけることになる。家族の協力があってこそできる学び。これが最終的にどういう形で恩返しできるかなんて分からないけど、いくつになっても大人がやりたいことに向かって挑戦している姿、そしてその過程をも楽しんでいる姿、そして夢を叶える姿を見せることができたら、それが何よりの子育てだと信じている。

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