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自分を信じる


⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)


皆さんこんばんは
フリックフラックの髙橋壱歩です。


いつも僕の記事をお読みいただき
ありがとうございます。



突然なんですけど、
皆さんって

自分の決めた事を
どれくらい信じられますか?



今日はそんな話を
書いていきたいと思います。



この話のはじまりは

一昨日に遡ります。




僕いまルームシェアしてるんですけども
一昨日の夜ね、

そのメンバーの1人である
キイロイゾウサンのクロギが
先に寝てしまったので


SIZUKUと2人で話してたんですね。



その時に次の日の天気の話題に
なったんですよ。



僕は自分のスマホを見ながら
SIZUKUに向かってこう言いました。



「明日も雨らしいぞ」


僕も彼らも次の日は
外に出ないと行けなかったですし

一緒に住んでいる以上、
洗濯という生活の重要な要素が
絡んでくる天気の話題は
僕たちにとって結構重要なんですよ。


洗濯機も干す場所も共用ですしね。



ほんなら彼も
自分のスマホを弄りながら
こう言ってきたんですね。


「明日は晴れですよ。

壱歩さんのアプリ雑魚いでしょ」




なんの根拠も無く言われたんですけど

確かに僕が使ってる天気のアプリ、
予報が外れる事よくあるんですよ。


それを参考にして
外した事が何度かあったんで
そう言われたんですね。


「まあでも、いつ降るかわからんからなぁ」


この時、僕は
明日雨はおそらく降るだろう
思っていました。

別に根拠は無いんですが
なぜかそう思っていたのです。


もし天気博打があったとしたら
雨に賭けていたでしょう




スマホをいじり続けているSIZUKU




ほなお前は雑魚くないアプリ使ってんのか?

どのへんが雑魚くないんか教えてくれよ

おい


という気持ちを抑えて
その日は眠りにつきました。





次の日、

僕はお昼前に目覚め、
支度をしていると彼らも起きてきました。



ふと昨日確認した天気アプリと
同じものを開いてみました。



なんと、
予報が晴れに変わっていたのです。




あれ?
昨日まで雨の予報やったのになぁ




一度出した結論をすぐに翻してくる
天気アプリの態度に
少し不信感はありましたが


外に出かけるわけですから
晴れるに越したことはありません。




一応、その結果をSIZUKUに
伝える事にしました。


「アプリ見たら晴れに変わってたわ」



「でしょ?ほら!晴れなんですよ今日は」




いや、せやから
お前のアプリが何なんか教えろや


という気持ちを抑え、

傘を持たずに僕は家を出発しました。



もういい
降るなら降れ



降るとしてもどうせ小雨だろう


洗濯物は念のため干していない








そこから数時間後、


僕が養成所の授業を受け終わり、
帰る支度をしている時のことです。



このご時世の影響で
教室のいくつかの窓が
開放されているのですが


その窓から雨音が聞こえてくるのです。



マジかよ



僕は思いました。



降るんかい



あいつのアプリも雑魚いんかい





さっさと帰ろ




僕はすぐに1階まで降りました。



建物のすぐ前に出来ていた水溜りに
雫がポツンポツンと落ちる様子を
少しの間眺めていると

まだ小雨の状態である事が
わかりました。



今のうちに帰ろう



そう考えかけた時、
後ろから職員の方が
声をかけてくださいました。


「上にある傘、借りていってもいいよ」



この上ないお言葉ですよねこれ



最初、雨降ると思ってて
雨降らんやろなに変わって


ほんで雨降って


ここまで何度も選択をミスった僕に
救いの手を差し伸べてくれたわけですよ。




どうしよう



外を見ると
先ほどよりも勢いがなく、
今にも止みそうな小雨がポツポツと
降っているのがわかりました。



もうすぐ止むやろ




今傘を借りて、
しばらく雨が降らない日が続けば

傘を返すのを忘れてしまいそうだとも
思いました。



うん、小走りで帰ろう




養成所を飛び出した僕は
駅へと向かいました。




電車を乗り継ぎ、
家の最寄駅に着きました。



長い階段とエスカレーターを
何度か上がると地上が見えてきます。





ザーーーーーーー!!!!!



地上と地下を繋ぐ
大きな四角形の入り口を


線のように何本もの激しい雨が
覆い尽くしているのがわかりました。




めちゃくちゃ降ってるやん



僕が電車に乗っている数分間のあいだに、
先ほどまで勢いの弱かった雨は



豪雨へと変貌を遂げていたのです。





これはさすがに帰られへん




地下に引き返した僕は
閉まりかけたドラッグストアに駆け込み

傘を購入して
とぼとぼと帰路につくことにしました。




激しすぎて傘をさしていても
リュックサックなどは
ガンガンビショビショになるタイプの
雨でした。



SIZUKUめ








こけたら大惨事なので
走ることもできず



ビショビショになりながら
家の前に着くと


門の前には

大きなカバーで覆われたSIZUKUの
ハーレーが鎮座していました。



おいおい、自分だけ対策するんかい



ちゃっかりしてるなぁと
思いながら玄関を開けて
ダイニングもどきみたいな場所に行くと


SIZUKUが鍋を食べていました。

それは毎日のようにカップヌードルばかり
食べていた彼の食生活を心配して
僕が何日か前にルームシェアメンバー
誰もがお腹いっぱい食べられるよう
作り置きしたものでした。



彼はその鍋のモヤシとエノキを全て除け、

豚肉のみを貪り食っていました。






なんたる愚行






「ただいま」


「めっちゃ降ってるみたいっすねぇ」





皆さん、

僕はね

最後まで自分を信じる事ができず

全ての選択をミスった結果ビショビショに
なりました。



自分を信じるって大事ですね。




P.S.


そんな彼らの解散がかかった単独ライブが
明日あるそうです

僕も行きます



ではまた明日

今後もどんどん楽しく面白い記事書けるよう頑張ります! よければサポートお願いします😊