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小林

⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

僕は今
京都で一人暮らしをしている。


ライブやバイト、帰省などで
月に20回ほど大阪に行く。


今回の記事は
その道中の話だ。


数ヶ月前、いつもより少し早めに
京都の家を出た僕

京都大阪間は乗り換えが多いので
うまくいくと
予定よりも1本はやい電車に
乗れたりする。

その日はかなりうまくいき
想像以上に
時間が余ったので途中下車をした。


JR新大阪駅でウロウロしていると
ある文字が目に入った。



僕の母よりも少し年上くらいの
女性だろうか


小さな
ホワイトボードのようなものを持っている。

そこに漢字2文字



小林



そのなんの特徴も気迫もない、
無機質な2文字に少し違和感を覚えた。


誰かに何かを
伝えようとしている掲示にしては
情報量が極端に少ない。


これはどう言う意味だろうか


想定されるパターンを
いくつか考えてみた。





①旅行代理店の人

最有力候補

ツアーなどで
旅行客が迷わないために
プラカードなどを持っている人は
新幹線駅や空港などにはたまにいる。

これもそのパターンだろうか。

駅には他にも
プラカードを持っている人はいた。


しかし
書いている文字は小林


〇〇ツアーズとか
〇〇旅行者御一行とかではない。

ただただ小林


もっと情報量が多くてもいい気がする。



まずどっちが?

ってなる。

持っている人が小林なのか
待っている人が小林なのか

よくわからない。

それでも
どちらかが小林だとすれば
お互いに連絡は取り合っているはずだから
認識はできるだろう

このパターンは十分にあり得る。





②行き別れた子供を探している


今日
久しぶりに自分が産んだ息子か娘と会う。


手掛かりになるのは苗字だけ


自分がお腹を痛めて産んだ子供と
久しぶりに再開するために
自分の苗字を開示する

ありえる。


しかしこの感動的な場面において

あの漢字2文字は
あまりにも味気がないというか
冷たい印象が目立ってしまう。


しかも苗字は父親のものに
なっている場合が多いのではないだろうか。


細かい事情はわからないが





③アピール

これは単純に
自らの苗字が「小林」であることに
誇りを持っていて
そのことをいろいろな人に
知ってもらいたいという願望が
溢れ出してしまったというパターンだ。


日本には様々な苗字がある。


世界でも多い方だと思う。


日本の数多くある苗字の中で
「小林」は魅力的な苗字だろうか


確かにカッコいいと思う人はいるだろうが
正直に言って
特筆するほどカッコよくはない。

わざわざ改札の前に立って
アピールするようなことだろうか

そんな変な人いるだろうか。


今までのパターンに比べて
これの可能性は低い。





④大きく書いてしまった。

これは
この人が旅行会社の方であることは
間違いないとして
色々な情報を
ホワイトボードに書きたかったが

小林

という文字を
あまりにも大きく書きすぎてしまい
他の情報を
載せることができなかったパターンだ。


しかしホワイトボードは書き直せる。


消すことができるわけだ。


クリーナーを持ってき忘れたのか?


それならティッシュやら
手やらでなんとか消そうとするだろう。


このパターンも
可能性は薄い。

相当横着な人でない限り
そんなことはしないだろう。





様々なパターンを考えてきたが
結局答えは全く出なかった。





いやいや、絶対これやろ
みたいな指摘があれば教えてください

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