作り出される世界と活躍するロボット
「エピック・ゲームズが、同社のゲームエンジン“Unreal Engine”の最新版となるUnreal Engine 5(UE5)を正式公開した。なおダウンロードと利用は無料で可能(商用利用する場合は一定条件でロイヤルティが発生する)。」
ここで注目するべきは「誰でも使える」という点です。
下のリンクは日本の風景をUE5で再現しています。
検索で、こんな記事もありました「UE5では、Naniteという機能で、フォトグラメトリーやZBrushで制作した超ハイポリゴンのモデルも扱えるので、そういった機能もクオリティに繋がる要因になっています。 2021年末には、UE5で制作された映画、マトリックスのデモコンテンツが公開され、話題になりました。」
これから、世界はオープン技術により、これまでよりも加速度的にUnrealが開発されます。興味ある人々がどんどん作り出すからです。
一方、コンビニでは着々と自動化=人手不足解消の動きが進みます。
「ファミリーマートは2024年度までに飲料を自動で陳列棚に補充するロボットを300店舗に導入する。店員の作業がほぼ不要となり、店舗での作業時間を1日あたり2割程度削減できる。」
「店頭の冷蔵ケースの裏のバックヤードに配置する。画像認識技術で棚に並ぶペットボトルや缶飲料の本数を把握し、必要な数を自動で補充する仕組み。店内作業の2割に相当する業務量を効率化でき、1日あたり10時間分の人件費削減効果があるとみている。」
コンビニエンスストア数はほぼ頭打ち状態です.
「コンビニエンスストアは、元々小売業種の中でも特に大手3社(セブン・イレブン、ファミリーマート、ローソン)の寡占度が高い市場であることが特徴です。」
「直近の2022年1月には89.9%と全体の9割に達しようとしています。」
コンビニのロボット化が進むスピードについて、わずか3社が9割を占めているわけですので、思っている以上に早くなると予想できます。
導入を疎外する要因が見当たりません。
日本経済新聞社 編集委員 石塚由紀夫さんのコメントから抜粋
「先日、厚生労働省の審議会が最低賃金を前年比31円引き上げ、時給961円にするよう答申しました。過去最大の昇給額だとしてニュースになりました。時給アップは一見働く側に喜ばしい変化に思えますが、賃金に見合う働きをしていないと経営側が判断すれば失業リスクが高まります。例えば、このコンビニでの飲料補充。ロボットで代替可能となれば、わざわざ人を雇う必要もなくなります。」
この2極化を想定しましょう
・非現実(仮想空間)Unreal の台頭=現実逃避しやすく安心安全
・ロボット化で効率的に無人化実現
仕事がなくなった場合、どこに向かうのでしょう。
その部分を今から探っていきます。
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