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生成AIにまつわる著作権侵害の訴訟と対策について

  • 昨今、大きく話題になっている生成AIの世界は、インターネットで入手できるデータを情報源としてます。基本的に公開されているデータではありながらも、一部はプライベートなデータソースもAIのトレーニングに使われている、という事も知られていて、そこが訴訟の原因をつくってます。この訓練データには、OpenAIが権利を持っていない情報が含まれており、画像、個人データ、著作権付きの資料などが含まれていました。

  • OpenAI社は、個人や企業から数十億ドルに及ぶ訴訟を受けていて、それが話題になってます。

  • 次のがその訴訟の代表的なもの(他にも探せばいっぱいあります)。

  • マイクロソフト社、GitHub社とOpenAI社に対する集団訴訟(2022年11月)

    • https://githubcopilotlitigation.com/

    • インターネット上に存在するデータ/プログラム/作品は、ほとんどが11個のオープンソースライセンスに基づいて投稿/掲載されていて、そのライセンスには作者名、コピーライト、の併記が義務付けられている。OpenAIを通して生成されるAIは、この義務を怠っている、という点が論点。

生成AIは要はインターネット上のデータを集めたものなので、Googleサーチと同じで、正しい情報、安全な情報、著作権の侵害、などは使う人が責任持って判断しないといけない、という事なんです。AIはすごく親切に語りかけてくれるからつい信用してしまいがちですが。。。

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