2012年学習院大学文学部日本史論述答案

答案例
元明朝の710年、平城京遷都が行われた。唐の都長安に倣い、都城制と条坊制を採用し、京域は東西南北に走る道路で碁盤目状に区画され、中央を通る朱雀大路で東の左京と西の右京に分けられた他、左京の東に外京が位置し、貴族や官人、庶民などが居住するとともに、寺院が移転・建設された。都の北部中央に位置する宮には、天皇が生活する内裏や政務・儀礼を行う大極殿・朝堂院、官庁が置かれ、貴族・官人が出仕し、政務を行った。その後、聖武天皇が恭仁京などを転々とした後、再び都とされ、桓武天皇の長岡京遷都により、その役割を終えた。(250字)

設問要求…平城京について、指定された行数(7行)で説明する。

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