みなさん、こんにちは。
わたしはとある日本企業のサラリーマンです。所属する部署で、2年前まで管理職に就いていましたが、メンタル不全に陥り管理職を降りました。
気力と体力が回復したら、また管理職に復帰してバリバリと仕事に励もうと志してきましたが、最近自分が就いていた仕事を第三者視点で見ているうちに、「なんて非生産的で、非効率な仕事をしていた、もしくはやらされていたのだろう」と考えるようになりました。果たして自分の仕事のどのくらいに意味があるのか、もしくは自分の働き方が効率的なのか、という視点で日々考え、本を読んで勉強するようになりました。まだまだ勉強中ですが、自分の頭を整理する意味も込めて、noteを使ってアウトプットしていきたいと考え、この記事を書いています。
今回参考にした書籍は篠原 信氏の「ひらめかない人のためのイノベーションの技法」です。本書はイノベーションを起こすための様々な技法や考え方を
わかりやすく取り上げた良書です。
手術がいつもいっぱいなら手術室を常に一つ開けておけ
本書では、ミズーリ州の救急病院を例に、手術室不足という課題に対して、経営コンサルタントが提案した「常に一つ手術室を開けておく」という解決策を紹介しています。一見無茶な提案にも思えますが、これが大成功したのです。
この解決策は、以下の2つの重要なポイントを突いています。
問題の本質を見極める
手術室不足という表層的な問題ではなく、救急患者の受け入れ体制不足という本質的な問題を見抜いています。
2.思い込みを捨てる
常に手術室を稼働させるという固定観念を捨て、救急患者用の手術室を確保するという柔軟な発想を生み出しています。
物事の本質を見極めるというと、難しく聞こえてきますが、「課題をよく観察することでそもそもを問い直してみる。」ことから始めてはいかがでしょうか?