デッカイあの子との邂逅/2023.7(娘年長)/沖縄3泊4日④

投稿が月一ペースになってしまった。
沖縄旅行3日目。


美ら海水族館

さて、本日はこの旅行のハイライトの1つである美ら海水族館に行く。
ホテルは水族館のすぐ近くなので、開館と同時に入る。

ジンベエザメのモニュメントで記念撮影した後、海人門(ウミンチュゲート)を通る。
コンクリートの壮大な建物、海、伊江島が一体となって私たちを迎えてくれる。
そらとぶピカチュウプロジェクトのフォトスポットもあり娘も大喜び。

エスカレーターを下り水族館に入ると、タッチプールがお出迎え。
赤や水色のヒトデ、ナマコたちを間近で観察し、その後はサンゴや熱帯魚で南国を感じながら下っていく。
こちらの水槽は屋根がないため、上から光がキラキラと差し込み、さながら楽園である。竜宮城とかありそう。

そして辺りが段々暗くなり、あの大水槽「黒潮の海」に出会える。
こちらは圧巻の一言。
これが見たくてここに来たといっても過言ではない。
回遊魚たちが悠々と泳いでいるが、なかでもジンベエザメの雄大さがやはり目を引く。

娘は美ら海水族館を訪れるにあたり、保育園で一番の物知り博士なクラスメイトから、ジンベエザメについて色々と情報を仕入れてきたらしい。
サメは怖いイメージがあるがジンベエザメは臆病で穏やかな気性であること。
歯は小さくて、8,000本あること。
目は鱗で覆われていること。
等々の知識を披露してくれた。
大人も知らない話もあり、子供の情報収集力は侮れない。

その後は黒潮探検(水上観覧コース)へ。
エレベーターに乗って4階に上がるのだが、エレベーターの扉が開いた瞬間明るさと広さで別世界に来たような感覚になる。
ここで「黒潮の海」大水槽を上部から楽しむ。水槽の大きさがより体感できる。
差し込んだ光がキラキラと水面を照らす。そのため魚の姿がクリアに見えるわけではないが、上から見る魚たちも乙なものだ。
中でもジンベエザメの大きな黒い影が見えると、そのカッコよさにテンションが上がる。
床が強化ガラスの部分があって、落ちないと分かっていてもドキドキする。
娘は夫を先に行かせて安全確認していた。石橋を叩いて渡る。

この時点で午前9時30分過ぎ。
黒潮の海を眺めながら休憩できるカフェ「オーシャンブルー」へ。

有料指定席を選択すればこんなに間近でジンベエザメ達を見ながら休憩ができる。
有料といっても500円なので良心的だ。
トロピカルドリンクやアイスを楽しみながらのんびりと過ごす。娘は美ら海カレーを食べたがっていた。青いご飯に青いカレー。味はどうやら一般的なカレーらしい。

イルカショーの時間が近づいたのでオキちゃん劇場へ向かう。
近くのイルカラグーンでイルカの給餌体験もでき、娘がチャレンジ。
イルカの口は細かい歯がぎっしりと生えていて、おっかなびっくりお魚をあげていた。

そしてイルカショーはイルカ達の華やかなパフォーマンスが楽しかった。
夏だからかスプラッシュタイムがあり、娘と夫は前に出て海水を浴びまくっていた。

近くにはウミガメ館、マナティー館等もある。
海洋ごみの説明等もあり、娘は真剣な顔で夫から説明を受けていた。
正義感の強いお年頃なので、心にくるものがあったのだろう。

エイサー体験

さて、美ら海水族館を後にし、訪れたのはもとぶ元気村。
もとぶ元気村は様々なマリンプログラムや文化体験、お料理などが体験できるが、歌と踊りをこよなく愛する娘が選んだのはエイサー。
この日の体験希望者は娘だけ。マンツーマンで教わることができた。
初めて習うエイサーは、5歳児には結構難しかったらしい。あまり耳なじみのない三線と太鼓の音楽は、テンポがゆったりとしており最初はリズムをとるのに難儀していたが、レクチャーしてくれるコーチが優しく丁寧なので、なんとか様になっていく。
練習が終わると今後は本番。受付デスクの目の前の広場でお披露目だ。他の体験のお客さんたちが優しく手拍子をしてくれる中娘は堂々と踊り切り、満足そうな顔をしていた。
エイサーは学びキッズプログラムの一つであり、体験後は「おきゅうりょう」がもらえる。それでアイスを買い食べた後少し園内をブラブラする。
小さな水族館やふれあいラグーン、ヤギさんなど生き物と触れ合うこともできる。子連れに大満足な施設だった。

再び海とプール

さて、この時点で午後1時半ぐらい。
当初はランチの予定だったが、どうしようか。
今日のディナーはホテル外でとる予定なのだが、早い時間に予約している。
朝のビュッフェで美味しいお料理をたらふく食べたので大人たちはまだお腹が空いていない。娘も先程食べたアイスクリームで少しお腹が膨れたみたいだ。
なのでランチはパス。本部町は有名な沖縄そばのお店が多いのでどこかに訪れたかったが仕方がない。
ディナーまで何をしようか相談したところ、娘から「およぎたい」とのリクエストを受けたためいったんホテルに戻り、水着に着替えてビーチ&プールへ。
プールもビーチもベンチがあるので大人は交換で休憩を取りつつ娘に付き合う。
ビーチでは名護から来たという男の子と仲良くなり、一緒に浮き輪でプカプカと浮かんでいた。

ちゃんやーでディナー

そして夕飯は、「お食事処ちゃんやー」へ。

沖縄好きの会社の先輩に教えてもらったお店だ。
伝統的な琉球建築のお店で琉球料理がいただけるらしい。
ホテルからは1㎞ぐらいだろうか。
せっかくなので歩いていくことにした。
フキギ並木を通る。フクギは葉の密度が高く、沖縄では街路樹や防風林として古くから活用されてきたらしい。
メインストリートは明るさも多少感じるが脇の小径は薄暗く、異世界への入り口のような雰囲気。迷い込んだ感がすごい。

フクギ並木を抜けた集落にお店はある。
ザ・沖縄の古民家といったお店だが、2021年に新築したらしくとても明るくてきれい。表座の座敷席と裏座のテーブル席、そして離れもあるらしい。
お料理は事前予約制。我々はあぐーセイロ蒸しコース、娘はお子様ハンバーグコース。
・・・前菜からもう美味しい。沖縄のお料理は素材が独特のものもあり、ウチの5歳児が食べられるのか?と思ったが、「おいしいおいしい」と完食していた。まさか海ぶどうやモズクを完食するとは思ってなかった。
その中でもやはりメインのハンバーグは格別なおいしさだったようだ。ボリュームのあるハンバーグだったのだがペロリと平らげた後「これおかわりしたい」と言っていた。
大人の食べたセイロ蒸しも、お肉や野菜の旨味が感じられ絶品だった。こちらもお代わりしたいぐらいだ。
ちなみにお店の方曰く一番人気はしゃぶしゃぶコースらしい。〆の雑炊を喜ぶお客さんが多いのだとか。
次はそれを予約しよう。

食事中、スコールのような大雨が降り亜熱帯らしさを感じながらも、食事が終わるころには雨が上がっていた。
のんびりと歩いて帰る。ホテルについて大浴場で汗を流し、就寝。
いい一日だった。

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