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卒業式✖️2


中3の下の娘は長かった義務教育を終える在籍中学校の卒業式と、不登校になって約6年近く、行ける時は通っていた適応指導教室の卒業式に出席した。

大人げないが学校の卒業式は私の方が出席するのが苦痛に感じてストレスだったけど、無事にそれらしく集合写真や、先生、友人知人と写真撮影。

出席することが苦痛な感情は
育った家庭で出来上がった人間関係パターンからくるものだとよく理解できるようになったが
まだまだ、自己有用感が低い私は集団生活で
うまくいかない経験を積んできていて
誹謗中傷されることへの心の弱さなのだ。

娘が出席するなら行くと決めていたし、

卒業式に行かない選択肢も、
適応指導教室の卒業式だけでも、
娘の決めた選択肢に正解も間違いも
ないから、それならどれも望んだことを
応援すると伝えた。

娘は適応指導教室の卒業式で
卒業することが寂しいと泣いていた。

一緒にたくさんの時間を過ごした皆んなと
先生達と、写真を撮って溢れるばかりの笑顔。
声に張りがあり、自分から率先して皆んなに声をかけ生き生きとした姿。

保育園時代からずっと集団生活が苦手で
馴染めず、卒園や卒業で寂しがって泣く娘は
15年間の中で初めてだ。

小学4年からお世話になった適応指導教室は、保育園からのやり直しだったようで、

娘にとって、母親以外の社会に
居場所ができたことは
不登校になって手に入れた財産だと思う。

在籍の中学校も
適応指導教室も
自宅でひきこもった娘と過ごす時間も
どれも大切でその全部の大切さに
気付いたお母さんになって15歳。

どんな人も、どんな状態でも、
どれもみんなそのままでいいんだなぁ。
誰一人ダメな人も要らない人も
いないんだなぁ。

子供にたくさん教わってまた少し
お母さんになれたかもしれない🌸

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