【3CXやってみた】IP電話機のオート電話帳機能（便利機能）

2023年11月7日 14:23

こんにちは、CCアーキテクトの辻です。3CXのスマートフォンアプリや、Webクライアントを使用している時、"チーム"画面に3CX上にある内線が表示されている事をご存じでしょうか。

この内線は発信先として利用可能です。"チーム"画面で3CXにある内線をクライアントアプリで表示させるだけでなく、3CX上にある"Contacts"という電話帳のエントリーを各クライアントアプリから共有参照することができるようになっています。

大変便利な機能なのですが、これをIP電話機で表示させることができたりします。といっても特段設定しなければならない項目は無く、3CXに対応したIP電話機を”3CXでプロビジョニングする”ことで利用可能になります。

オート電話帳という便利な機能をご紹介します。

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＃ 3CX構築・Genesys構築のエキスパート CCアーキテクト (cc-arc.com)

まずはアプリケーションでTeam画面の表示を確認してみましょう

Webクライアントのチーム画面

スマートフォンアプリのチーム画面

※スマートフォンアプリの方は未登録（端末がレジストレーションされていない）内線も表示されていますが、これはアプリの設定で表示/非表示が切り替え可能です。

この時3CX上では、下図の内線番号状態になっています。

次に"Contacts"機能を確認してみましょう

3CX上に"Contacts"という電話帳の機能があり、この"Contacts"にあるエントリーは端末間で参照を共有することができるようになっています。

3CX上のContactsに登録があると

Webクライアント　連絡先＞すべての連絡先（または会社の電話帳）で、3CX上のContactsのエントリーを表示できます。

スマートフォンアプリの連絡先画面

ここまでをふまえてIP電話機（Fanvil X4U）のローカル電話帳を見てみましょう

下図は初期化直後のIP電話機の画面です

「連絡先」から

「すべての連絡先」を確認

エントリーが何も無いことが確認できます。

それでは電話機をプロビジョニングしてみます

プロビジョニング後、再度連絡先を確認してみると、3CXからIP電話機のローカル連絡先にエントリーがコピーされています。
これはIP電話機が3CXへアクセスして電話帳のデータをダウンロードするという動作を定期的に行っているんですね。
※プロビジョニング直後にデータがダウンロードされないこともあります。その場合次の更新タイミングで電話機側に反映されることになります。