見出し画像

第6章vision機能(2) 「これは何?」観光のお供に使ってみたiPhone+ChatGPT 

スマホのChatGPTに都内の神社仏閣めぐりの観光ルートを作ってもらい散策してみた


ルートを決めよう


晴れた日の朝、突然、都内の神社仏閣めぐりをしてみたくなり、スマホのChatGPTに「都内の神社仏閣を見て回りたいです。安く済ませるアイデアを教えて」と入力してみました。


すると「フリーパスや一日乗車券を利用する」や「徒歩で巡るルートを計画する」などのアドバイスをくれました。

公共交通機関を使ってお得に神社めぐりをしたいと思ったので、さらに「『東京メトロ24時間券』や『都営まるごときっぷ』について詳しく教えて」と入力しました。


ChatGPTは複数のお得なチケットを紹介してくれましたが、めぐる神社の範囲を広げたかったので、東京メトロと都営地下鉄の両方に乗れるチケット「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」を使うことに。

「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」は価格が大人900円(小児450円)、有効期間は利用日の始発から終電までで、東京メトロおよび都営地下鉄各駅の券売機で購入できます。

とはいえ、この日は夕方までには切り上げたかったので、さらに「東京メトロ・都営地下鉄パスを使って、東京都内で平日に神社仏閣巡りをしたいです。10時からスタートして16時に終わる、ゆっくり回れるプランを考えて」と入力してみました。


おすすめスポットも教えてくれる


すると、以下の5つの神社仏閣が挙げられ、3.日枝神社と4.増上寺の間に、赤坂エリアでのランチを勧められました。

1.明治神宮
2.赤坂氷川神社
3.日枝神社
4.増上寺
5.芝大神宮

ChatGPTの回答が増えるにつれて、だんだんと「遠足のしおり」のようなものが出来上がってくる感じがして、普通に出かけるよりも、大人の遠足みたいにワクワクしてきました。

この後、「持ち物を教えて」とか、「神社仏閣巡りをする注意点を教えてください」とか「赤坂でランチとありますが、1000円以内で食べられるおすすめのお店を教えて」などを入力したところ、的確なアドバイスをもらうことができました。

いざ出発


神社仏閣めぐりの大体のイメージが頭の中にできたので、いざ出発!

まずは、東京メトロ副都心線「明治神宮前駅」で降りて、参宮橋を渡り、明治神宮へ向かいました。

たくさんの参拝者がいましたが、その多くが外国人の方でびっくり!

ビジョン機能で「これは何ですか?」


鳥居をくぐり、参道を歩いていると、人だかりができているところがあったので、私も気になり写真を撮って、「これは何ですか?」とChatGPTに聞いてみました。


その先の、鳥居もパチリと撮って「これは何ですか?」と入力してみました。


「酒樽」も「鳥居」も、どこで撮ったのかまで判断し、「明治神宮」という場所まで解説してくれて驚きました。

本殿を参拝した後、せっかくなので「御朱印帳」を購入してみようと思い立ちました。

御朱印を受け取った後に写真を撮り「これは何ですか?」と入力しました。


御朱印はずっと気になりながら神社でもらったことはなかったのですが、「ChatGPTの画像認識機能を使って、神社仏閣めぐりを楽しみたいです。おすすめの活用方法を教えてください」と入力したときに、御朱印をいただいて、写真に撮り、画像認識で意味や背景の解説を受けるのも活用方法の一つとして勧めてもらったため、初めて御朱印をいただいてみたのです。

このように、何気ないことだったとしても、自分だけだと思いつかない案を提案してもらって楽しめるのもChatGPTを使ったメリットだと感じました。

「明治神宮」を堪能し、駅に戻りました。今度は、千代田線に乗って「赤坂」で降り、次の目的地「赤坂氷川神社」へ徒歩で向かいました。

「これは何ですか?」の出番が多いw


道すがら、坂が多い印象でした。標識があったので思わず写真を撮り、「これは何ですか?」と入力してみました。

こうやって、街で見かけたものを写真に撮って、ChatGPTに聞いてみるのも面白いなと思いました。

ここまでわりと正確に、答えてくれていたChatGPTでしたが、鳥居の形が同じだったからか、写真の角度によっては、勘違いすることもあるとわかりました。

間違いもあるということも頭に置いておく


例えば、日枝神社の鳥居の写真を撮ったのですが、芝大神宮の鳥居と間違って説明をしてくれました。

こんなことも時にはあるようですね。


それから、ChatGPTは乗り継ぐ電車の路線を間違うことがあったのですが、これは質問の仕方も工夫する必要もありそうだと感じました。

神社仏閣巡りの提案の中で、リーズナブルなランチの店をピックアップしてくれたことも嬉しかったです。
さらに神社での注意事項も役立ちました。

そして何よりも、朝、思い立った「神社めぐりをしたい」という気まぐれな思いを、具体的に提案してくれたので、なんとなく人にもてなされた気がして温かい気持ちになれたことがよかったです。

ときどき、路線の名前を間違ったり、鳥居を勘違いしたりもするけれど、通常の検索も併用しながらChatGPTを上手に利用することで、小旅行気分が味わえていいなと思いました。

おしまい

執筆者/おとーわん https://x.com/otousan19


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?