見出し画像

12月23日は「東京タワー完成の日」。東京タワーの知られざる歴史に迫る

昨年まで天皇誕生日だった12/23ですが、実は「東京タワー完成の日」でもあります。今年12月で開業61周年を迎える東京タワー。実は当初、上野も建設予定地に上がっていたようです。しかし、地盤が安定していて、各放送局や国の中枢機関などにも近く、高台にある芝公園の好条件を上回ることができず、芝公園に建設されました。

東京タワーは1957年6月に着工し、1958年12月に竣工。約1年半で完成しています。異例の超短期間で完成した東京タワーですから、現場では常時400人もの関係者が、朝の6時から夜の6時までフル稼働していたそうです。また、鳶職の人たちは高所でも命綱なしで、30センチほどの足場をつたいながら作業していたとのこと。想像するだけでヒヤっとしますよね。

画像1

そのように建設された東京タワーですが、2018年9月30日に電波塔としての役割を終えました。現在は、東京スカイツリーがその役割を引き継いでいます。

昭和30年代、戦後復興のシンボルとしても期待され、建設された東京タワー。2018年には水族館も閉館し、今後はどうなるのだろう? と思ってしまいますよね。

しかし、東京タワーは現在も、首都のランドマークとして活躍中です。昨今の政府による、インバウンド施策の効果もあってか、東京タワーの来場者の約3割が外国人なのだとか! 2018年3月には、250メートルの展望台「トップデッキ」の改装も完了。東京や東京タワーの過去、現在、未来を感じる体験型展望ツアーも開催されています。今日は、東京タワーの建設秘話に思いを馳せるのもいいでしょう。

参考:


私は、伊藤忠都市開発の中の人です。
よろしくお願いしますm(_ _)m
会社をひと言で表すと「住生活」の会社ですね。
noteで「住生活」にまつわる豆知識・豆情報を主に書いています。(ときどき関係ないこともありますが...)
以前は、Mediumで不定期連載をしていました。反響のあった過去記事をnoteにも書いて行こうと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?