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KHCoder分析への生成AIの活用について

日本マーケティング学会のワーキングペーパーとして「KHCoder分析への生成AIの活用について」を公開しました。

URLは以下です。無料でダウンロードできますので、是非読んでいただければと思います。

KHCoder分析への生成AIの活用について

内容としましては、KH Coderの機能の1つであるコーディングルールづくりに、ChatGPTを使用した内容となります。

コーディングルールはコンセプトの分析に役立つのですが、使っている人をあまり見かけませんので、コーディングルールをひとまず使ってみたい方には、上記方法を試していただきたいです。

おまけで、類似度行列の解釈をChatGPTにさせています。これは、KH Coder分析をしますと、いろいろな図表を出力できるのですが、そこから先がなかなか難しい場合があります。

図を出したから何なの?といわれてしまうこともありますので、解釈しなければならないのですが、底が浅い解釈ですと、KH Coderなんて役に立たない、というレッテルを貼られてしまうこともあります。

そのような場合には、ChatGPTに解釈させることにより、ある程度のレベルの解釈ができることになります。もちろん十分とはいえませんが、ないよりはマシといえます(ChatGPTの解釈を基礎として発想を膨らませることも可能です)。

このChatGPTによる解釈は、実のところ11/18の知財学会で発表予定でしたが、もったいぶる理由もありませんので、早めに公開しました。いろいろ応用がきくと思います(というか、これからの主流となる可能性を秘めています)。

ということで、上記リンクから論文を読んでいただき、感想等お聞かせいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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