見出し画像

再現女優のお仕事ってこんな感じ(ライト版)

こんばんは!今日は再現女優のお仕事をご紹介したいと思います。

再現ドラマというのは、芸能人の方の過去を振り返ったり、事件の様子をドラマ仕立てでお伝えするあの映像のこと。よく出演者さんのワイプが入りますよね。

再現のお仕事ってどんなお仕事なの?なんか興味ある、仕事がきたけどはじめてで…、再現のお仕事やってみたいなぁ…なんて思っている人に読んでもらえたらゥレヾ(*´∀`*)ノスィ

今回の再現のお仕事は、午前中のみのライトな撮影でした。その時の様子をお届けします♪

本当は、仕事の依頼があってから準備がはじまるのですが、一日の流れの中で説明したいと思います☺︎

ヘアメイクして出発!!

画像1

ピースやめなさい(笑)

今日のお仕事はヘアメイク自前です。事務所からのメールに、当日の香盤表と台本が添付されているので、そこからヘアメイクさんがいるかどうかを推測するところから準備がはじまります。

撮影現場には、ヘアメイクさんがいる場合といない場合があります。モデル系のお仕事は100%いますが、再現ドラマは違います。大体は香盤表の入り時間の部分にヘアメイクさんの入り時間がなければ、ヘアメイクは自前ということに。

基本的にはナチュラルメイク。大きなリアクションを求められることが多いので、パーツは派手になりすぎない程度にパウダー系ではっきりさせて、色味やラメ、ハイライトはひかえます。

メイクについてはまた次回(ノ)'ω'(ヽ)ムニムニ

アウターは、がっつりあたたかいものをチョイス。冬場は現場がめちゃめちゃ寒いことが多いのです。いざ、ハウススタジオへGO!

朝早くても絶対何か入れる

画像2

基本的には朝・昼・夜とロケ弁が出されますが、中途半端な時間の場合は、必ず何か入れておくのが吉。お芝居をするのにはエネルギーがいります。

また、昼前に終わる予定でも時間が押すことが多いので、何か小腹を埋めるものを持って行ったりします。お腹が減ってグ〜ってなるのを防げます☺︎

楽屋に飲み物やお菓子を用意してくれているところもありますし、何もないところもあるので持っていくのがベター。歯ブラシも忘れないように。とくにナレーション系は食べなくても持っていきます。リップノイズを防げます。

この日はソイジョイと抹茶ラテを入れました。ほどよくカフェインも補給。水分はないと困ります。絶対買っていきます。

挨拶&控室へ

画像3

現場に着いたら、スタッフさんに挨拶し、控室に案内していただきます。ハウススタジオのような楽屋がない場合は、空いている部屋に通してもらいます。だいたいは、こういった鏡のあるお部屋です。

共演者さんがいた場合は、その方達にも挨拶。先輩がいたら真っ先に挨拶が基本です。←はじめてのときは挨拶がおくれてど叱られました。

さっそく衣装合わせ!

画像4

台本と香盤表をもらったら、変更点や現在の撮影状況を確認。そして、ディレクターさんと台本確認と衣装合わせをします!

再現ドラマの場合、特殊な衣装じゃない限り、多くは自前の衣装を持っていくのが基本です。そのため、シンプルで無難な服を買い揃えています。

今回はメールに2着用意して欲しいと記述があり、台本では台所のシーンがあったため、部屋の中できるようなカジュアルな服とエプロンをプラスで持っていきました。2着とあっても、いろいろ持っていくと喜ばれることが多いですよ☺︎

OLの役だと、オフィスカジュアルな服でお願いしますと書かれている場合が多いですが、何も書いてない場合は、このように台本から予測します(笑)

その後だいたい待ち時間があり、その間に変更されたセリフ確認などをしたり、マイクをつけたりします。

事前準備が(・∀・)ノ【大切】

画像5

撮影の前日は大忙しです。先ほどの衣装の確認や、台本と香盤表の印刷、セリフ練習&覚えだけではありません。忘れてはいけないのが「爪のお手入れ」です。

撮影は、けっこう手元を写すことが多いんです。顔や体のケアは毎日やる人が多いと思いますが、爪ってマニキュアを塗っている人は毎日お手入れできないですよね。

そのため、前日にキレイに落とし、カットし、透明か薄いピンクのマニキュアをぬるというミッションが発生するのです。

画像6

主婦役が多いので結婚指輪も。爪の長さは指が長くキレイに見えるように少しだけ伸びた状態をキープしています。実は、海外カジノのディスプレイにうつる、ディーラーのハンドモデルもしたこともあるんですよ♪

そして、準備の段階でノイズの原因となる胸元のアクセサリーや、派手なアクセサリー、不自然なApple Watchをはずしておきます(笑)

寒い寒い寒い!

画像7

撮影現場となるハウススタジオは、基本的には暖房はつけていません。ノイズとなるので基本的に音のなるものは消されます。

控室が別の場合は暖房がつけられますが、ハウススタジオは古いところが多いので、効きが悪く、つけたてで寒いことが多いです。あたたまってきたところで、撮影に呼ばれることがほとんどなので、冬場はカイロが必須。

はじめの頃はそういったことも知らず、カメラが回っている時だけ震えをとめて芝居をしてました(;∀;)寒さ対策は念入りに!!夏場は、蚊とUV対策必須です。しないと大変なことになります(笑)

今回はスリッパなしで台所のフローリングに立つことになったので、足先が凍りそうでした( ̄∀ ̄;)

ディレクションに応えながらお芝居

画像8

あとは、考えてきた演技をディレクターさんのディレクションにそわせながら披露します。なんパターンか変えて芝居するなど、都度対応していきます。

ノイズやカメラワークなどのNG、ディレクションの変更、アップや俯瞰での撮影があるので、同じ芝居を何度もするんですよ☺︎(といってもアップと俯瞰では厳密には芝居は異なります)

そんなこんなで、すべてのシーンの撮影が完了したら、挨拶をして解散です!おつかれさまでした♪


再現のライトな撮影はこんな感じです。今回、撮影時間は2時間ほどだったので、実際に流れる時間は5分〜10分程度だと思います。丸一日かけると15分〜30分ほどの尺になります。

少しでもへ〜!と興味を持っていただけたら、♡してもらえるとうれしいです゚( ∩ˇωˇ∩)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?